Fortinet社の以下ページにて、掲題についての注意喚起がリリースされております。
https://fortiguard.fortinet.com/psirt/FG-IR-25-112
リリース概要:
FortiClient Windows における、アクセス制御が不十分な IOCTL の脆弱性 [CWE-782] により、
認証済みのローカルユーザーが FortiPass ドライバを介して不正なコードを実行できる可能性があります。
攻撃を成功させるには、ヒープ整合性や HSP といった Windows のメモリ保護をバイパスする必要があります。
さらに、有効かつ実行中の VPN IPSec 接続も必要です。
対象OS:
今回の該当のFortiClientWindowsバージョンは以下となります。
FortiClientWindowsバージョン 7.4.0-7.4.3
FortiClientWindowsバージョン 7.2.0-7.2.9
対応策:
以下のFortiClientWindowsバージョンへファームウェア更新を実行
FortiClientWindows 7.2.10 以降にアップグレードまたはダウングレードする
※対策済バージョンのうち、FortiClient7.4.4は有償版FortiClient限定のバージョンとなっています。
以下のダウンロードページより、FortiClientWindows7.2.12のインストーラーをご取得ください。
https://startiagroup.securesamba.com/dllink/EPDtg90BwJkR
7.2.12以前のバージョンの場合はそのまま、7.4.x以降のバージョンの場合は一旦アンインストールのうえ
ファームウェア更新を実行してください。
※現在、本件に関して、多くのお問い合わせを頂いております。
電話窓口が混雑する可能性がありますので、お手数ですが、メールにてお問い合わせをお願い致します。
Emailアドレス:netsupport@startia.co.jp
対応まで少々お時間を頂く場合がございます。ご了承頂ければと存じます。
