今月に入り、ウイルスに感染させようとする新たな手口の不審なメールが、国内の企業などに大量に送りつけられていたことがわかりました。手口が巧妙化していることから、情報セキュリティー企業は、夏季休業明けに不審なメールを不用意に開かないよう注意を呼びかけています。
情報セキュリティー企業の「キヤノンITソリューションズ」によると、こうしたメールは「写真添付」などの題名で、
ファイル名の末尾が「.iqy」となっている添付ファイルとともに送信されてきます。
この添付ファイルはマイクロソフト社の表計算ソフト「エクセル」の機能を悪用しており、
対策ソフトによってはメールを受信してもウイルスとして検知できません。
しかし、ファイルを開こうとすると確認ボタンが表示され、これを押すとウイルスに感染してしまいます。
国内のある企業では、こうしたメールが今月6日から8日にかけて3万通を超える規模で送信されていて、
国内全体では数百万通に上るおそれがあるということです。
ウイルスメールの手口は年々巧妙化しており夏季休業期間中も攻撃が続くおそれがあるので、休み明けのメールチェックには十分にご注意ください。
引用元:新手のメール攻撃 国内で数百万通か 盆休み明けに注意を
:拡張子「.iqy」の添付ファイルに注意! ウイルス感染狙うメールが1日だけで29万件も拡散