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お役立ち記事

2023-04-10 09:00:08

弁護士への相談方法とは?ポイントについて解説

弁護士への相談方法とは?ポイントについて解説

法律の専門家である弁護士。
多くの弁護士が無料相談を行っていますが、実際にはどんな窓口から相談できるのでしょうか。
また、初めて弁護士に相談する場合は、何を話せばいいのかわからないかもしれません。
相談内容についてまとめておくことも重要です。
この記事では、弁護士に相談できる窓口や、相談前におさえておきたいポイントを解説します。

 

弁護士に無料相談できる窓口

弁護士には、以下のような窓口から無料相談ができます。

弁護士会

各都道府県に弁護士会があります。
弁護士会とは弁護士の自治組織であり、法律相談を対応している窓口です。
定期的に無料相談を実施しています。
対応している相談内容は弁護士会によって異なるため、事前に相談内容を確認しておくとスムーズです。

法テラス

法テラスは、国が設置した公的機関です。
法律に関する悩みを抱いている人が、弁護士に相談しやすいように設置されています。
内容を問わず無料で相談可能なため、弁護士の力を借りたい場合の入り口として重宝されています。

自治体が運営する法律相談会

自治体によっては、無料の法律相談会を開始していることがあります。
多くの場合、人数や相談時間が制限されているため、早めの予約が必要です。
対応してくれた弁護士に、そのまま正式な依頼をすることもできます。

法律事務所

無料相談サービスを実施している法律事務所も少なくありません。
利用したとしても必ず正式な依頼をする必要はないため、信頼できる弁護士を探す方法としても利用できます。

弁護士へ相談する際のポイント


弁護士に相談する場合は、以下のようなポイントを意識しておくとスムーズです。

当事者本人が相談する

相談する事案について最も理解しているのは、当事者本人です。
本人が忙しい場合、代理の人が相談に行くことを考えるかもしれません。
しかし、案件について理解していない人が相談を持ちかけても話がこじれてしまいます。
弁護士側としても、本人の正確な意向がわからないため、一般的な回答にしかなりません。
このことから、多くの弁護士が当事者本人からの相談のみを受け付けています。

最終目標を明確に伝える

目標を明確に伝えることも重要です。
目標とは、「最終的に望む結果」を意味します。
慰謝料の請求、未払い賃金の回収など、相談者によって目標は異なります。
相談する前の段階で目標を明確にしておきましょう。

時系列を明確に伝える

「いつ、何があったのか」を明確に伝えることも重要です。
時系列は事実関係を正確に把握するための重要な情報。
法律のプロである弁護士でも、時系列がはっきりしていない相談に対しては適格な案内ができません。
相談前には箇条書きのメモのような形で起こったことの時系列をまとめておくと良いでしょう。

資料をなるべく多く用意する

弁護士の判断に役立つ資料があると、解決が早くなります。
どの資料が役立つかは弁護士でないと判断がつかないため、なるべく多くの資料を用意しておくのが賢明です。

事実を脚色なく話す

事実をありのままに話すことも重要です。
自分に不利な事実だからといって隠していると、返って状況が悪くなることがあります。
また、後から重要な事実を隠していたことがわかれば、弁護士側から信頼関係の問題から契約を解除されることも考えられます。
弁護士には守秘義務があるため、情報の漏洩を心配する必要は基本的にありません

弁護士に相談する際の持ち物

弁護士に相談する際は、以下のような持ち物を持参するとスムーズです。
● 相談内容をまとめたメモ
● 関係があると思われる資料
● 弁護士からのアドバイスを記載するメモ
● ボイスレコーダー
● 本人確認書類
● 認印
相談の結果、弁護士とすぐに契約を決める場合があります。
その場合は、本人確認書類と認印があるとスムーズです。

弁護士への相談は早めが肝心

「少し困ってはいるけど、弁護士に相談するほどではない」
こうした考えから、弁護士への相談を先延ばしにしているケースがあります。
しかし、実際にはこの考えは必ずしも正しいとはいえません。
法律に関連した事案は、早めに弁護士に相談するほど確実な解決が期待できます
反対に、相談が遅れた場合は弁護士でもサポートできないこともあります。
解決できるとしても、時間や費用や余分に発生してしまうことは免れません。
本当に深刻な事態になっているかどうかは、法律のプロである弁護士でしか判断できません。
「まだ小さな問題」と軽視せず、早めに弁護士に相談しましょう。

まとめ

弁護士への相談方法や対応している相談内容について解説しました。
現在は、多くの個人・企業にとって法律の問題が他人事ではなくなっています。
弁護士は、多くの方が考えている以上に身近な専門家です。
弁護士の無料相談サービスは、ちょっとした悩みにも対応しているため、少しでも気がかりなことがあれば気軽に利用してみましょう。

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