新型コロナウイルスの拡大にともない、室内の環境に関する関心が高まっています。
「見えないリスク」を可視化するためには、空気環境測定器の導入が不可欠です。
店舗やオフィスにおける空気環境測定器活用方法について2つの記事にわたってお伝えしてきます。
こちらの記事では、空気中に潜むリスクや空気環境測定器選定の注意点について解説します。
狭いオフィス・店舗での空気環境の見える化
狭いオフィスや店舗では空気環境を見える化することが重要です。
以下では、空気中に潜むリスクや、空気の汚れによる影響、空気をきれいに保つ方法について解説します。
空気中のリスク
人体の物質摂取量のうち57%は室内空気からの摂取です。
したがって、室内空気は人体に大きな影響を及ぼします。
特に注意しなければならないのがCo2の濃度です。
海外の調査では、Co2濃度が1,000ppmを越える環境では、新型コロナウイルスの感染リスクが高まることがわかっています。
また、集中力、労働生産性の低下もCo2濃度が高くなることによる弊害です。
海外の教育機関では、Co2濃度の測定が当たり前の取り組みとして普及しています。
空気の汚れによる影響や、空気をきれいに保つ方法とは?
空気が汚れている場合、人体には以下のような悪影響が考えられます。
- 息苦しさ・頭痛
- アレルギー・呼吸器系疾患の発症
- シックハウス症候群のリスク増大
- 風邪・感染症のリスク増大
空気をきれいにし、上記のようなリスクを軽減する方法として以下のようなものが挙げられます。
- 室内の掃除の徹底
- 換気設備の導入
- 換気設備の清掃
- 窓開けによる換気
- 空気清浄機の導入
- 入室時の有害物質の除去
機器選定時の注意点
空気環境測定器は、室内のCo2濃度や有害物質を見える化するための装置です。
新型コロナウイルス拡大の影響により需要が高まっていますが、同時に信頼性に欠ける製品も多く流通しています。
選定においては、厚生労働省が発表しているガイドラインを参照しましょう。
ガイドラインには、要件として以下の2点が記載されています。
- 検知原理が光学式を用いたものであること
- 補正用の機能が測定器に付帯していること
具体的には、「NDIR式Co2センサー」を採用したものは信頼性が高い製品として評価されています。
選定時は、このセンサーの搭載を確認してください。
まとめ
人体が室内環境によって受ける影響の大きさや、空気が汚いことによるリスクについて解説しました。
空気環境測定器によって空気環境を見える化することは、いかなる環境においても重要です。
具体的な方法について「店舗やオフィスでの空気測定器活用方法②」 で解説しますのでぜひお読みください。
空気の「見える化」で快適な室内環境を実現!
空気環境測定器について
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資格
一般建設業 東京都知事許可(電気通信工事業):(般-4)第148417号
古物商 東京都公安委員会許可(事務機器商):第304361804342号
労働者派遣事業 厚生労働省許可:派13-316331
小売電気事業者 経済産業省登録:A0689
電気通信事業者 総務省届出:A-29-16266
媒介等業務受託者 総務省届出:C1905391
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