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お役立ち記事

2023-06-15 09:00:01

光回線工事とは?工事内容の種類と立ち会いの有無

光回線工事とは?工事内容の種類と立ち会いの有無

光回線を導入する場合、基本的には工事が必要です。

ただし、工事内容や立ち合いの有無については、選ぶ回線の種類、建物のタイプなどに応じて変わってきます。

今回は、光回線工事の基本的な知識を解説したうえで、戸建てとマンションの工事内容の違い、立ち合いの必要性、工事を申し込む際の注意点をお伝えします。
利便性が高い法人向けの光コラボレーションサービスもご紹介しますので、新たに光回線の契約先をお探しの企業様は、ぜひ参考にしてください。

光回線・プロバイダ

 

光回線工事とは?高速インターネット接続の基礎知識

光回線工事とは、インターネットを開通させるための一連の作業のことです。

光回線のインターネットを自宅で利用するには、光回線工事が必須です。
この工事を行うことで、光ファイバーケーブルを通じて、超高速のデータ通信が可能となります。
ただし、必ずしもすべての場所で光回線工事が可能というわけではありません。

建物の種類や地域のインフラの整備状況、物理的な制約などにより、工事が難しい場合もあります。

特に、建物が山間部や離島などにある場合は、光回線の提供エリアから外れている可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

また、戸建てと集合住宅(マンション・アパート)では、光回線工事の内容や種類が異なります。

これは、建物のタイプによって配線の経路や機器の設置場所などの条件が異なるためです。

戸建てとマンションの光回線工事の違い

こちらでは、戸建てとマンションの光回線工事の違いを、工事の手順と所要時間の2つの視点から解説します。

戸建ての光回線工事

戸建てにおける光回線工事では、まず近くの電柱から光ファイバーケーブルを引き込み、光キャビネットに接続します。
光キャビネットとは、屋外に設置する光ファイバーケーブルの中継機のことです。
次に、光ファイバーケーブルを室内に引き込みます。

エアコンのダクトや電話線の配管を利用して引き込むケースが多いものの、難しい場合は新しく壁に穴を開ける必要があります。

最後に、室内に光コンセントを取り付け、光回線終端装置(ONU)と接続したら工事は完了です。
工事にかかる時間は、1〜2時間程度となっています。

光回線終端装置とは、光ファイバーケーブルを通じて送られる信号を、パソコンやスマートフォンなどが認識可能なデジタル信号に変換する機器のことです。
光回線工事の際に業者が手配してくれる場合と、工事前にプロバイダから送られてくるケースにわかれます。

なお、この状態でもインターネットに接続することは可能ですが、光回線終端装置だけでは1台の端末しか接続できず、無線接続もできません。

複数の端末に接続する場合や無線で接続するには、Wi-Fi機能を搭載したルーターを購入し、LANケーブルで光回線終端装置とつなぐ必要があります。
プロバイダによってはルーターをレンタルしている場合もあるため、気になる場合は問い合わせてみるのが良いでしょう。

マンションの光回線工事

マンションの光回線工事は、建物内に光回線の設備があるかどうかによって工事の内容が変わってきます。

 

マンション内に光回線の設備がある場合

マンション内に光回線の設備がある場合は、共用部分から部屋まで光回線を引き込む工事を行います。

その後、光コンセントを設置して光回線終端装置と接続したら、工事は完了します。
工事にかかる時間は30分〜1時間程度が目安です。
工事前には、念のためオーナーや管理会社の許可を得ておくと良いでしょう。

また、マンションの場合は、すでに各部屋に光回線が引き込まれている場合もあります。
マンションの標準設備として備え付けられているケースや、前の住人が退去時に撤去工事を行っていないケースなどです。

この場合、回線の開通工事は不要となるため、光回線終端装置やルーターを設置してすぐにインターネットを利用できます。

光回線が部屋まで届いているかどうかは、室内の光コンセントの有無や契約書などで確認しましょう。

 

マンション内に光回線の設備がない場合

マンション内に光回線の設備がない場合、新たに光回線を導入する工事を行う必要があります。

壁に穴をあけたり、共用部分に手を加えたりする可能性があるため、入居者が独断で契約することはできません。

必ずマンションのオーナーや管理会社に問い合わせましょう。
工事の大まかな流れは以下の通りです。
 

  1. 近くの電柱から光ファイバーケーブルをマンションの共用部分に引き込む
  2. 共用部分で各種装置へ接続する
  3. 配線方式(光配線、VDSL、LAN)に適した方法で部屋まで光回線を引き込む
  4. 光コンセントを設置して光回線終端装置と接続する

工事の所要時間は、設備が整っている場合より長くなるケースが多く、1〜2時間程度が目安です。

光回線・プロバイダ

光回線工事に立ち会いは必要?

光回線工事は、契約者の立ち会いが必要なケースと、必要ないケースの2種類があります。
こちらでは、それぞれの工事の概要を解説します。

必要なケース(派遣工事)

契約者の立ち会いが必要な光回線工事は、派遣工事と呼ばれます。
派遣工事とは、専門の技術者が現地に出向き、光回線の設置や配線の作業を行うものです。
派遣工事を行うのは、以下のようなケースです。
 

  • 光ファイバーケーブルが部屋まで引き込まれていない場合
  • 室内に光コンセントが設置されていない場合

光回線を契約する場合は、基本的に派遣工事を行うことになっています。

契約時に「立ち会いをお願いします」と伝えられたら、当日はスケジュールを空けておきましょう。

必要ないケース(無派遣工事)

光回線工事は、契約者の立ち会いが必要ない場合もあります。
これを無派遣工事と呼びます。

建物全体に光回線のインフラが整備されており、部屋に光コンセントが設置されているケースです。
工事という名称ではあるものの、実際の作業は回線事業者側の事務手続きのみが行われます。

契約者は、郵送される光回線終端装置や光モデムを光コンセントに接続し、すぐにインターネットを利用できます。

 

転用・事業者変更とは?

光回線工事は、上記以外にも立ち会いが必要ないケースがあります。
それが転用もしくは事業者変更を行う場合です。

転用とは、現在フレッツ光を利用している方が光コラボレーションに乗り換えることを指します。
事業者変更は、光コラボレーションの利用者が他社の光コラボレーションに乗り換えることです。

どちらかに当てはまる場合は、基本的に立ち会い不要で光回線を利用できます。

光コラボレーションとは、NTT東日本やNTT西日本からフレッツ光を借り受けた事業者が、独自の料金やプランで販売する光回線サービスです。

光回線工事の注意点とは?

こちらでは、光回線工事を申し込む際の注意点をご紹介します。

申し込みから期間がかかる

光回線工事は、申し込みから工事日までに一定の期間が必要です。

たとえば、今日申し込みを行い、明日工事を実施してもらうということは基本的にできません。

これは、工事のスケジューリングや作業員の手配などに時間がかかるためです。
申し込みを行った後、工事日の調整を行い、指定された日時に工事が実施されます。

申し込みから工事日までの期間は、3〜4週間程度かかるのが一般的です。

ただし、繁忙期には1〜2カ月程度待つケースもあるため、早めに申し込む必要があります。
具体的には、進学や就職する方が増える3〜5月、転勤者が増える9〜10月に光回線を依頼する場合は注意しましょう。

光回線・プロバイダ

賃貸物件の場合、オーナーや管理会社の許可が必要になる

賃貸物件で光回線工事を行う場合、戸建てや集合住宅を問わず、オーナーや管理会社の許可が必要になります。

新たに光回線を開通する場合は、壁面に穴をあけたり、共用部分に手を加えたり、建物の所有者でなければ判断できない作業が含まれるためです。
万が一許可を得ずに光回線工事を行おうとすると、当日工事が中止になる可能性があります。

おすすめの光回線は「スターティア光 ビジ助プラン」

コストを抑えつつ、快適なネット環境を構築したい場合は、「スターティア光 ビジ助プラン」がおすすめです。

「スターティア光 ビジ助プラン」は、オフィスの困りごとを解決するプロフェッショナルである、スターティア株式会社が提供する法人向けの光コラボレーションサービスです。こちらでは、「スターティア光 ビジ助プラン」の魅力を解説します。

光回線の費用を安価に抑えられる

現在フレッツ光を利用している場合、「スターティア光 ビジ助プラン」に乗り換えることで、回線費用を節約できます。

これは戸建てタイプ、マンションタイプどちらにも割引が適用されます。
また、乗り換え時には配線工事や面倒な設定変更も必要ありません。
もちろん通信速度も安定しており、ビジネスにおける快適なインターネット環境の構築に役立ちます。

サポートを一本化できる

スターティアが提供するオフィスのIT機器を導入している場合は、「スターティア光 ビジ助プラン」に登録することで、サポートを一本化できます。

オフィスでトラブルが発生した際の問い合わせ先を減らすことができ、管理が楽になります。

一括請求によって業務を効率化できる

スターティアでは、当社から届く請求書を1つにまとめるサービスを提供しています。

これにより、通信料金やIT機器の月額費用などの請求書が1つになり、経理業務の負担軽減につながります。

まとめ

今回は、光回線工事の概要や戸建てとマンションにおける工事内容の違い、立ち合いの有無、工事を申し込む際の注意点についてお伝えしました。

光回線工事は、建物の種類や現在の開通状況によって内容が変わってきます。

特に、賃貸物件で工事を依頼する際は、許可がないと思わぬトラブルを招く可能性があるため、注意が必要です。
品質の高い光回線を選び、快適なインターネット環境を構築しましょう。最後に、光回線の導入を予定している方は、スターティアの光コラボレーションをご検討ください。

業務に欠かせないネット回線のランニングコストを大幅に下げつつ、請求を一本化できる便利なサービスです。
ワンランク上のインターネット環境の構築は、ぜひ当社にご相談ください。

光回線・プロバイダ

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電気通信事業者 総務省届出:A-29-16266
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