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2021-05-05 10:00:36

企業におけるコロナ時代のニューノーマルとは?

企業におけるコロナ時代のニューノーマルとは?

コロナ禍でよく聞く言葉の一つに「ニューノーマル」があります。
この言葉は、実はコロナ禍において生まれたものではなく、以前からあったものです。
ニューノーマルとは一体何なのか、そして今まさに訪れているニューノーマル時代とはどういったものなのか。
企業におけるコロナ時代のニューノーマルについて解説します。

ニューノーマルとは?

ニューノーマルとは、新しい(ニュー)標準・常態(ノーマル)という意味です。
世の中の変化によって、これまでの常識が大きく変化することをいいます。

ニューノーマルという言葉が用いられ始めたのは2000年代はじめ。
世界中にインターネットが普及した時代に、投資家のロジャー・マクナミー氏が、
これまでのビジネスモデルや経済論理が通用しなくなるという考えを表した言葉でした。

その後のリーマンショックによって、さらにビジネスの構造的変化が起こり、
エコノミストであるモハメド・エラリアン氏が第二のニューノーマルを提唱しました。
これは、経済的危機から回復しても、より根本的な問題解決をしなければ元の社会には戻らないという考えを示したものでした。

このように、ニューノーマルはビジネスの世界で使われはじめた言葉ですが、
今はビジネスに限らず、これまでの常識が大きく変化する場面で使われるようになっています。

コロナ時代のニューノーマルとは?

新型コロナウイルス感染症のまん延は、歴史的な災厄の一つとなってしまいました。
この災厄による影響は、世界経済はもちろん、働き方、家庭環境、学習環境なども及んでおり、
もはや影響を受けない物事を探す方が難しい状況といえるでしょう。

新型コロナウイルスがまん延し始めた頃は、これほど長くその影響が続くとは考えられていませんでした。
そのため、アフターコロナがどういった時代になるのかという議論が行われていたのを、聞いたことがある人も多いでしょう。

しかし2021年に入っても新型コロナウイルスの勢いはとどまるところを知りません。
第4波が訪れ、一部地域では3度目の緊急事態宣言が発令されてしまいました。

あの頃はよかった…といくら懐かしんでも、ビフォーコロナの時代には戻れません。
そしてアフターコロナでもなく、ウィズコロナのニューノーマル時代を、私たちは生きていかなければならないでしょう。
企業にも個人にも、生活や働き方への構造的な変化が求められているのです。

ニューノーマル時代の生活様式

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まずはニューノーマル時代の生活様式を確認しておきましょう。
日常生活の変化は、働き方、仕事の進め方、顧客ニーズ、顧客接点の変化と密接に関係しています。
企業としては、ニューノーマル時代の生活様式を踏まえた上で、どのようにして生き残っていくのかを考えていく必要があります。

主なニューノーマル時代の生活様式は、以下の3点です。

①ソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)の確保

ソーシャルディスタンスとは、社会的距離のこと。
人と人との距離を、最低1m、できれば2m以上取ることで、感染を防ごうというものです。
飲食店では座席と座席の間を、スーパーなどではレジの待ち列を、
公園利用の際なども、このソーシャルディスタンスを取ることが推奨されています。

対面ではなく横並びで座る、斜向かいに座るなどもソーシャルディスタンスの取り組みの一つといえるでしょう。
企業側も、消費者・利用者がソーシャルディスタンスを保てるような環境や仕組みを作ることが求められているのです。

ソーシャルディスタンスという表現は、人と人との社会的つながりをも
断たなければならないような印象を与えてしまう恐れがあることから、
世界保健機関(WHO)はフィジカル・ディスタンス(物理的距離)と言い換えることを推奨しています。

②マスクの着用

マスクの着用は、風邪などの症状がある人が他の人への感染を予防するためや、
花粉やPM2.5などの予防、乾燥防止などの目的で使用するものでした。

新型コロナウイルスが流行し出した頃であっても、
世界保健機関はマスクの着用は感染防止には効果がないとして、特に推奨していませんでしたね。
しかし今、日常生活の中でマスクを着用することは常識となりました。

飛沫感染を防止するという意味で、症状がない人がマスクをすることに意味はありますし、
新型コロナウイルスに関しては特に無症状の患者が非常に多いため、
知らない間に人に飛沫感染させてしまうリスクも減らすことができます。

最近では、「マスク会食」といって、食べ物を口に運ぶ時以外にはマスクをして食事をするというスタイルも推奨されています。
そして、消費者・利用者を受け入れるお店側なども、マスクの着用を促さなければならないような時代になっています。

③不要不急の外出を避ける

コロナ禍では、不要不急の外出を控えることが求められました。
人の流れが増えれば感染地域が拡大したり、密な状態になったりする可能性が高まります。

リモートワークでは対応できない仕事へ行く、病院へ行く、食料品や生活必需品を買いに行く、
といったこと以外は、できるだけ控えるようになったのです。
食料品や日用品の買い物についてもオンラインで済ませる人が増え、病院についてもオンライン診療が緩和されています。

これまで、あたりまえに行われていたような入学式・卒業式や内定式、歓送迎会、忘年会や新年会、
決起会や祝勝会なども行うことが難しくなり、オンラインでの開催が多くなっていますよね。

新型コロナウイルスの感染拡大が収束したとしても、新たなウイルスが登場する可能性が0になるわけではありません。
ビフォーコロナと同じ生活様式に戻れば、また同じような大規模な感染拡大を招くことになるのです。
こうした不要不急の外出を避ける生活も、程度は変わったとしてもニューノーマル時代の生活様式として定着していくかもしれません

ニューノーマル時代の働き方

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コロナ禍では、日常生活だけではなく働き方の変革も進みました。
ニューノーマル時代の働き方や仕事の進め方はどのように変化したのでしょうか。

①リモートワーク(テレワーク)への移行

ニューノーマル時代の働き方で最も大きな変化となったのが、このリモートワークへの移行でしょう。
オフィスへは出勤せず、自宅や自宅近くのサテライトオフィスを利用したりして仕事をする方式です。
リモートワークを行うことにより、クラスターが多数発生していたオフィス内での感染を防ぐだけはなく、
通勤や昼食時の密回避にも繋がります。

仕事内容や業種によってリモートワークへの移行が難しいこともありますが、
政府は従業員の7割をリモートワークに移行させることを求めています。

リモートワークは、実はコロナ禍以前から推進活動が行われていました。
その主たる目的は、一億総活躍、女性活躍を推進することです。
リモートワークを導入することで、介護や育児、病気の治療などと両立しながら働くことが可能になります。
なかなか進んでいなかったリモートワークが、新型コロナウイルスによって一気に広がることになったのです。

リモートワークへの移行により、それに合わせた様々な変革も必要です。
リモートワークを行っているほとんどの企業で導入されているのが「オンライン会議システム」です。
リモートワークに必要不可欠なものといえるでしょう。

これまで対面で行っていた会議や研修などもオンラインで行われることが非常に多くなっています。
それに伴って必要なのが「資料のデジタル化」です。
紙の資料を個々に印刷したり、送付したりするのは手間や費用がかかるため、
メールやクラウド上でやりとりできるようにデジタル化の必要があるのです。

他にもハンコのデジタル化を進める企業が増えています。
初めての緊急事態宣言下では、急遽リモートワークがスタートしたことにより、
ほとんどの企業がハンコのデジタル化には対応していませんでした。
ハンコによる承認手続きをするために、出社しなければならないという事態が多く起こったのです。

このような状況が問題視され、国も脱ハンコを推奨したことから、こちらもかなりの勢いで導入が進んでいます。

リモートワークでは、チーム力の低下、労務管理・人事評価の難しさ、セキュリティリスクの増大などの課題もあり、
それらをクリアしていく必要があることも忘れてはいけません。
 

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②営業のオンライン化

会社に出社しなくてもいい状態になったとしても、お客様のところへ訪問していたのでは人との接触や流れは止まりません。
商談や打ち合わせなどの場面でも、オンラインが活用されることが増えています。

どうしても実物を見せて説明しなければならないようなこともありますが、
多くの人が集まる展示会やイベントなどの開催も大幅に減少しています。
近隣エリアの訪問や出張の機会は減少し、オンラインの活用がニューノーマルとなるでしょう。

顧客との関係性を構築するための方法も、新たに見直さなければなりません。

③採用活動のオンライン化

一部人数制限などを行って対面型の合同説明会なども実施されていますが、多くがオンラインに置き換わっています。
会社の個別説明会や採用面接もオンラインで行うことがあたりまえになってきました。
これは、地方格差をなくすことにもつながっています
逆にオンライン化を進めることができなかった企業は、良い人材を採用できなくなってしまう恐れがあります。
2020年に行われていた新卒採用においても、いかにスムーズに採用のウェブ化を進められたかどうかが、
採用の成否を大きく分けることになりました。

④マーケティング活動のデジタル化

顧客とのタッチポイントも、オフラインからオンラインに移ってきています。
これからのマーケティング活動は、これまで以上にデジタル化を進める必要があるのです。
よくわからないから・・・と後回しにしていた企業は、他の企業に差をつけられてしまうことになります。

ニューノーマル時代に生き残っていくためには、早急に取り掛かる必要があるでしょう。

最後に

世の中の大きな変化に戸惑っている暇はありません。
コロナ時代のニューノーマルでさえ、いつまた変化するかわからないのです。
企業としては、どのような状況になっても、しなやかに変化していくという覚悟を持つ必要があるでしょう。
変化を恐れず一歩踏み出すことが、これからのニューノーマル時代を乗り越える大きな力につながっていくのではないでしょうか。

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