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お役立ち記事

2023-05-15 08:30:34

コーポレートサイトの作り方とは?サイト構築にIT人材は必須?

コーポレートサイトの作り方とは?サイト構築にIT人材は必須?

企業のWeb上における“顔”ともいうべきコーポレートサイト。
しかし、「ホームページづくりは専門知識・技術が必要だから、まだ作成できていない」という会社も少なくないようです。
実は、コーポレートサイトの作成自体は現在、かなり敷居が下がっており、プログラミングができない非IT人材でも十分チャレンジ可能な分野となりました。

そこで今回は、初心者の方向けにコーポレートサイトの作り方を一から解説します。
合わせて、ぜひ制作時に活用したいCMSというホームページの制作ツールについてもご紹介します。

 

コーポレートサイトを作る準備


まずはコーポレートサイト作りの準備から見ていきましょう。
ここでは環境を整えるという意味で、ドメイン、サーバー、CMSについてご紹介します。

ドメインの取得

コーポレートサイトを制作するのであれば、はじめにドメインの取得を済ませておきましょう。
ドメインとは、URLやアドレスと言われるホームページの住所のことです。
他のユーザーに取得されていない限りは、有料で好きな文字列を指定できます。

なお、ドメインは以下のように分類がされています。
例)sample.co.jpの場合

samle サードレベルドメイン
co セカンドレベルドメイン
jp トップドメイン

上記のように、ドメインは「.(ルート)」によって区切られ、それぞれレベルに分けられます。
ちなみに、コーポレートサイトの場合は、sampleの部分に会社名やサービス名を入れるのが一般的です。

また、セカンドレベルドメインの「co」とはカンパニー(company)を表し、トップレベルの「jp」は日本(Japan)を表します。
つまり、このドメインは「日本の会社:サンプル」という意味になるのです。

信頼性の高いCO.JPドメイン

「co.jp」を取得するためには、日本での登記が必須条件となります。

つまり、このドメインを使用していることは、そのまま日本企業である証にもなり、信頼性が高まります

コーポレートサイトのドメインとしては最適と言えるでしょう。
なお、「co.jp」の取得には登記簿の提出といった手続きが必要な場合もあります。
他の汎用ドメインのように、即日取得はできないのでご注意ください。

サーバーの用意

続いてはサーバーの用意です。
サーバーは社内サーバーの利用もしくは、レンタルサーバーとの契約が一般的です。

しかし、いずれの場合も運用にはある程度の知識・技術が必要です。
差し支えなければ、次項でCMSの導入をおすすめします。

CMSの導入

はじめてコーポレートサイトを構築しようという方には、CMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)の利用が最適です。

CMSを利用すれば、HTMLといったプログラミングの知識不要でコーポレートサイトのデザインやレイアウトが行えます
また、なかにはサーバーをセットで用意してくれるサービスもあります。
この場合、敷居の高いサーバー準備という工程をスキップできます。

なお、CMSにはさまざまな種類があります。
歴史が長く、もっとも有名と言われるのがWordPressですが、こちらはある程度上級者向けです。
レイアウト変更などにはCSSと呼ばれる言語を使ったコーディングが必要なケースもありますし、動的な仕掛けをするためにはJavaScriptやPHPなど、高度な技術も必要です。

一方で、後発のCMSのなかには使い勝手がよく、高いクオリティのサイトをノーコード(プログラミング不要)で作成できるものも少なくありません。
サイト構築スタッフの力量に合わせて、適切なCMSを選定するようにしましょう。

コーポレートサイトに記載するべき情報とは?

次に、コーポレートサイトで作成したいページの代表例についてご紹介します。
コンテンツが充実することでより高い集客・宣伝効果を得られます。

情報を整理し、できる限りアピールポイントを増やしましょう

会社概要

コーポレートサイトに必須となるのが会社概要です。
正式な企業名や代表をはじめとする役員名、支店を含む住所、創業日、資本金などを記載するケースが多い傾向にあります。
また、事業を行うための登録や認可を持つ企業では、その番号等を記載することもあります。

事業内容

自社が手がけるビジネスを伝えるページです。
単なる商品やサービスを紹介するだけでなく、商品であれば効能や研究成果、サービスであれば導入事例や改善結果などを合わせて紹介してみましょう。

代表挨拶と社員紹介

自社の理念やポリシーなどをアピールするなら、代表者挨拶を入れるのもひとつの方法です。
社風などを伝える意味では、社員紹介ページなども有効でしょう。
できる限り顔写真を入れておくと、透明性が増し信頼感を得られます。

プライバシーボリシー

コーポレートサイトには問い合わせフォームの設置が必要です。
それとセットで用意すべきが、このプライバシーポリシー。
個人情報の利用目的や開示請求先を記載することで、管理体制の整備など安心感をアピールできます。

実績・導入事例

サービスや商品のより詳しい実績を紹介したいのであれば、個別で専用のページを設けましょう。
顧客にインタビューを行い、コンテンツ化するのもおすすめの方法です。
その他、メディアでの紹介実績などもあれば合わせて掲載してください。

採用情報

コーポレートサイトから直接求人への応募が来る可能性もあります。
採用情報をまとめたページを作成しておくと、求職者へのアピールにつながります。

問い合わせフォーム

コーポレートサイトを作成する大きな目的は、お客様からの問い合わせです。
問い合わせフォームであれば営業時間外であっても受付が行えるため、機会損失を減らすことにもつながります。
問い合わせ用電話番号と合わせて、必ず設置してください。

記事コンテンツ

自社製品やサービスへの問い合わせ、注文に繋がる記事コンテンツを掲載します。
コンテンツが充実しオウンドメディア化できれば、自社サイトの集客力が格段に高まります。

コーポレートサイトの具体的な作り方と運用方法

作成すべきページを把握したら、次はより具体的なコーポレートサイト構築のステップに進みましょう。

1.サイト構築の目的を決める

まずはなぜコーポレートサイトを作成するのか。
その目的について振り返ります。

「企業情報を掲載し、信頼性を高めたい」
「商品・サービスの情報を発信して集客を促した」
「採用を強化するために、自社の魅力をアピールしたい」

企業ごとに、目的はさまざま。
目的ごとに、必要となるサイト構成も異なります。
できる限り具体的な目標を定めた上で、次のステップへと進みましょう。

2.サイトの構成を決める

はじめに大枠の構成を考えます。
作成するページを一覧にまとめ、メニュー毎に分類。
訪問者がスムーズにサイトを回遊できるような動線を整えます。

また、全体像を把握するためにはサイトマップの作成も有効です。
これはホームページの全体像を可視化した図のことです。
階層を深くしすぎず、それでいて整理された構成になるよう心がけましょう。

3. サイトデザインを決める

構成まで完成したら、後は細かなデザインに移ります。
まず着手したいのはワイヤーフレームの作成です。

これは、デザインの骨子となる設計図のこと。
シンプルな線と枠のみでページのレイアウトを組み、見た目を調整します。

ワイヤーフレームが組み上がった後は、画像や背景色、色合い、文字フォントについて詰めていきます。
ここで思い出したのがサイト構築の目的です。

必ず、このコーポレートサイトが誰に向けたものなのかを意識しましょう。
好みではなく、ターゲットにとって訪問しやすいデザインにすることが大切です。

4. 実際に構築する

ここまで来たら、後は実際にWeb上で表示できるようにする実装の段階です。
HTML・CSS・JavaScript等でコーディングを行う方法もありますが、おすすめはCMSの活用です。

なお、制作時に誤情報や誤字脱字が見つかった場合には、適宜修正を行います。
また、公開前には必ず制作担当外のスタッフに校正・動作チェックをお願いしましょう。

リンクが切れていたり、スマホで見るとレイアウトが崩れていたりといったケースは少なくありません。
自分以外の確認が入ることで、コーポレートサイトの完成度を高められます。

5. 運用や更新を行う

コーポレートサイトは公開出来たら終わり、ではありません。

公開後はきちんとコーポレートサイトがユーザーに見られているのか、アクセスや問い合わせはどれくらいあるか、などの確認を日々行っていかなければなりません。
具体的にはGoogleアナリティクスなどの分析ツールを使い、特に見られているリンクはどれになるか確認をし、状況に応じてページの更新をしていきましょう。

この分析については知識なしに行うのは難しいので、場合に応じてプロに相談するのをおすすめします。

コーポレートサイト作りにIT人材は必須?

ざっとではありますが、コーポレートサイトの作成方法についてご紹介しました。
ご覧いただくと分かりますが、実はそこまで高度なITスキルはいりません。
一昔前まではコーディングに関する技術やサーバーに関する知識が必要とされていましたが、CMSの登場で、ホームページ作りの敷居は非常に低くなりました。

だからこそ、現在必要なのはユーザー目線でコーポレートサイトの構築を行える人材と言えるでしょう。
もちろん、プログラミングの知識があるに越したことはありません。
しかし、非IT人材であっても、直感的な操作でサイトを構築できるCMSがあれば、負けず劣らずのクオリティが実現できます、

 

非IT人材にはノーコードでサイトが作れる「BlueMonkey」がおすすめ

ビジ助でとくにおすすめしているCMSは、WordやPowerPointのように扱える「国産CMS BlueMonkey」です。
WordPressなどのCMSは多機能である分、制作する人にWebの知識が求められます。
しかし、こうした知識や技術を会得するのには、ある程度の時間と労力がかかるでしょう。

一方、BlueMonkeyは使い慣れたOfficeソフトの感覚でレイアウトやデザインが行えます。
とくに、これからCMSをはじめて触るという方にとっては最適なツールと言えるでしょう。

もちろん、よりこだわる方にはコーポレートサイトに求められる機能を網羅していますので、不便はありません。
Webサーバーとのセット提供となるため、レンタルサーバーとの面倒な契約も不要。
多層防御を実装しているので、セキュリティも安心です。

まとめ

一昔前まで、コーポレートサイトの構築が外部へ委託が主流でした。
しかし、現在はCMSの登場によって非IT人材による内製化も一般的となっています。

大切なのは、どうやって作るかではなく、どのようなサイトを作るのか。
ぜひ、多くの人に訪れてもらえる、魅力的なコーポレートサイトを構築してください。

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