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2024-05-27 16:50:38

【2024最新】業務用・オフィス用複合機完全ガイド|メーカー別のおすすめ機種をご紹介

【2024最新】業務用・オフィス用複合機完全ガイド|メーカー別のおすすめ機種をご紹介

現代のオフィスワークに欠かせない複合機ですが、メーカーごとにハッキリとした特徴や得意・不得意があります。
その違いを見極め、自社に最適な業務用・オフィス用複合機を導入することが重要です。
そこで今回は、業務用複合機の特徴を解説するとともに、その種類や導入メリット、主要メーカーのおすすめ機種をご紹介します。

コピー機・複合機

 

業務用複合機とは?

業務用複合機とは、主に企業で使用される、コピー・印刷・スキャン・FAXなどの機能を一台に集約した印刷機器のことです。
個人や家庭向けのモデルと比較し、業務用複合機は耐久性や保守サポートに優れます。
また、印刷速度が速く、毎分数十枚から100枚近く印刷できる機種があります。
ホチキス止めや製本加工などの後加工機能を自動で処理する機種もあり、オフィスのさまざまな印刷業務を効率化させます。
さらに業務用複合機は、導入時に保守契約を結ぶのが一般的です。
これにより、故障時の迅速なメーカー対応や、消耗品の補充といったサポートを受けられます。

単機能プリンターとの違い

複合機と単機能プリンターには、機能面に大きな違いがあります。
単機能プリンターは文字通り、印刷に特化した機器です。
印刷機能がメインで、コピーやスキャン機能は備わっていません。
それに対し、業務用複合機は印刷機能に加え、コピー・スキャナーやFAXを備えています。
搭載機能が豊富であり、活用することで各種オフィスワークを効率化します。

業務用複合機の種類

業務用複合機は、デジタル複合機・デジタル広幅複合機・プロダクション複合機の3種類に大別されます。
ここでは、各種類の特徴を掘り下げてご説明します。

デジタル複合機

デジタル複合機とは、文書・画像のデータを読み取って印刷するとともに、電子ファイル化して保存・管理できる印刷機器です。
モノクロタイプもありますが、多くの機器はフルカラータイプです。
昨今は多くのオフィスにデジタル複合機が設置されており、フルカラータイプはメイン機、モノクロタイプはサブ機として運用する傾向にあります。
紙資料をデータ化し、効率的に運用できることから、DX推進やペーパーレス化を促したい企業に最適です。

デジタル広幅複合機

デジタル広幅複合機は、データを大きなサイズの用紙に出力できるタイプの印刷機器です。
一般的なデジタル複合機は、印刷できる用紙サイズがA3までにとどまります。
一方、デジタル広幅複合機は、A3より大きな用紙サイズまで印刷できるのが特徴です。
大判の図面やポスターなどをコピー・スキャンするときに重宝します。
さらにデジタルデータのFAX送信も可能であり、A3より大きい図面・ポスター類を扱うオフィスで役立っています。

プロダクション複合機

プロダクション複合機とは、商業用の印刷物を大量かつ高速に印刷できる高性能な印刷機器です。
一般的な業務用複合機とは異なり、はがきサイズから大判の用紙まで、幅広いサイズや紙質に対応し、いずれも高解像度で印刷できます。
名刺・パンフレット・ポスターなどの印刷に加え、製本や中綴じなどの後加工も行えるため、大幅な印刷業務の効率化とコスト削減を両立します。
また、セキュリティ対策やコスト削減のための分析機能も備えており、企業のニーズに応じた多様なソリューションを提供します。
とても高価な機器であるため、導入時は機能面やコストパフォーマンスを慎重に検討する必要があるでしょう。

コピー機・複合機

業務用複合機を導入するメリットは?

ここでは、業務用複合機を導入するメリットを3つのポイントからご紹介します。

印刷コストを抑えやすい

業務用複合機は家庭用複合機に比べ、印刷コストを抑えやすいのが特徴です。
家庭用のプリンター・複合機の多くは、液状インクを用いるインクジェット式のタイプとなります。
特に、フルカラーの写真・グラフィックの印刷においては、一度にたくさんのインクを消費するものです。
 
インクカートリッジの交換頻度が上がり、その分だけランニングコストがかかります。
一方、業務用複合機は色材にトナーを用いるレーザー式が主流です。
トナーはインクに比べて消費量が少なく、業務資料を大量に印刷したり、写真・グラフィックを印刷したりしても、簡単にはなくなりません。
そのため、インクジェット式の家庭用複合機に比べると、印刷コストを抑えやすいわけです。

豊富な機能

上記の通り、業務用複合機はオフィスワークを効率化させる豊富な機能を備えています。
一般的な家庭用複合機の場合、文書や写真・画像の印刷機能を重視し、設計されています。
また、多くの機種がA4サイズまでの印刷に対応し、A3などの紙資料は刷ることができません。
業務用複合機の場合、A3サイズ以上の印刷に対応していたり、両面印刷が可能だったりします。
さらに、コピー・スキャン・FAX、Wi-Fiを介したクラウド連携まで、業務効率を高めるさまざまな機能を搭載しているのです。

保守契約による安心感

保守契約とは、複合機の定期的なメンテナンスやトラブル発生時の修理を含むサービス契約のことです。
複合機の故障やトラブルが発生した際に、迅速かつ専門的な対応を受けられるのが魅力です。
保守契約にはいくつかの種類があり、もっとも一般的なのがカウンター保守契約です。
この契約では、月々の印刷枚数に応じてカウンター料金が発生します。
カラー印刷とモノクロ印刷では1枚あたりの価格が異なり、カラー印刷が多い場合、毎月のカウンター料金も高くなります。
カウンター料金を支払うことで、故障・トラブル対応の費用が無料となるため、運用中の安心感が違うでしょう。

業務用複合機を選ぶポイント


 
ここからは、業務用複合機の選定ポイントについて解説します。
印刷速度や印刷品質などのスペック面、業務を効率化させる機能面、コストパフォーマンスの観点からわかりやすくお話しします。

印刷速度と処理能力

印刷速度と処理能力は、印刷業務の生産性を左右する重要なポイントです。
業務用複合機はレーザー式が多く、インクジェット式よりも大量かつ高速な印刷を可能とします。
その指標となるのが、1分間あたりの印刷枚数です。
ハイスペックな業務用複合機の場合、1分間で50~60枚のモノクロ文章を印刷できます。
大量のビジネス文章を刷る機会が多いなら、印刷速度を重視して導入機種を選定することが大切です。

印刷品質

印刷品質は、印刷物の文字や写真、デザインの仕上がりを決める要素です。
レーザー式の業務用複合機の場合、文字や図・表を鮮明に印刷できます。
また、トナーの印字は水に強く、にじみにくい性質があります。
印刷物の保全性を確保できるため、長期保管する契約書などの印刷にも最適です。

機能性

近年販売された業務用複合機には、業務効率を改善するさまざまな便利機能が搭載されています。
たとえば、クラウドやモバイルデバイスとの連携機能が挙げられます。
PCを使用せずに直接データを印刷したり、スキャンした文書をクラウドサービスにアップロードして保存・共有したりできるのが魅力です。
受信したFAXやスキャンデータをPDF形式に変換し、メールや外部メモリ、PCのフォルダなどに直接送信・保存できる機能もあります。
 
また、10インチ以上の大型のタッチパネルが搭載する機種が増えました。
直感的な操作が可能であり、使いやすさと操作性、ユーザビリティが向上しています。
機密情報を扱う業務用複合機は、セキュリティ面も進化を遂げています。
たとえば、ユーザーやICカードによる認証機能を備えた機種を導入することで、不正アクセスや情報漏洩のリスクを低減します。

コストパフォーマンス

業務用複合機の選定時は、コストパフォーマンスも気にかけたいところです。
わかりやすい指標に、ランニングコストがあります。
業務用複合機のランニングコストには、トナーカートリッジなどの消耗品費などが含まれます。
新品の複合機をリースする場合、カウンター保守契約を結ぶことが多く、消耗品費などは保守料金に含まれます。
一方、中古複合機の場合は、カウンター契約を結べないこともあります。
リース料金は割安ですが、その分だけランニングコストが高くなるのです。

サイズと設置スペース

導入前に機器本体のサイズと設置スペースを確認しましょう
単機能のプリンターはコンパクトサイズであり、卓上でも十分に使えます。
一方の業務用複合機は大型で、床に設置するタイプが一般的です。
機器の大きさ、オフィスの広さを把握しておかなければ、置き場所に困る可能性があります。

よくあるコピー機トラブルQ&A

【メーカー別】おすすめの業務用・オフィス用複合機

ここでは、おすすめの業務用複合機をメーカー別でご紹介します。

富士フィルム

富士フィルムのおすすめモデルは、Apeos C2570とApeos C2360、
それぞれの特徴や機能面をチェックしていきます。
 

Apeos C2570


 
APEOS C2570は、操作性のよさが大きな特徴です。
操作パネルが見やすく、印刷作業をスムーズに進められます。
また、各機能の動作スピードが速く、文書データのスキャンやデジタル保存を手早く完了できます。
さらに、長尺用紙やクリアホルダーに対応するなど、オプションの多彩さも魅力的です。
 
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Apeos C2360


 
APEOS C2360の主な特徴は、コンパクトな設計です。
本体サイズは幅590×奥行き659mmであり、設置場所には不便しないでしょう。
また、LEDプリントヘッドを搭載し、解像度は1,200×2,400dpiと高く、鮮明な画質での印刷が可能です。
加えて、Wi-Fi接続すれば、スマホから基本操作を設定できるなど、使い勝手のよさも備えています。
 
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Apeos C3570


 
APEOS C3570は、オフィスの生産性を高めるために設計されたカラー複合機です。
印刷速度は1分あたり最大35枚、同時に1分あたり270ページの高速読み取りが可能です。
使いやすさと効率性を重視した機種であり、大型の液晶パネルと、カスタマイズ可能なホーム画面が用意されています。
重送検知機能や1パス両面読み取りなど、効率的にスキャン作業ができる機能を備えているのも魅力です。
本機は独自の「サーバーレスオンデマンドプリント機能」により、オフィス内のどの複合機からでも自分のジョブを選んで出力できます。
これにより、急いで出力したい時に順番待ちをする必要がなく、出力設定の変更も容易に行えます。
 
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SHARP

SHARPのおすすめ機種には、MX-6171やBP-60C26があります。
 

MX-6171


 
MX-6171は、オフィスワークの業務効率化を支援するSHARPの最新デジタルフルカラー複合機です。
毎分61枚の高速印刷が可能であり、A3サイズまでの大きな原稿にも対応しています。
高速原稿送り装置を搭載しており、大量の書類を短時間でスキャンできます。
また、高性能OCRエンジンを備えていて、スキャンしたテキストデータを編集可能な形式に変換できます。
さらに大型のタッチパネルや、シンプルなアイコンを用いたユーザーインターフェースを採用しています。
人感センサーが搭載されているので、プリンターの前に人が立つと自動でアクティブになります。
節電とウォームアップタイムの短縮に繋がるのが魅力です。
 
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BP-60C26


 
BP-60C26は、オフィスの多様なニーズに応えるデジタルフルカラー複合機です。
印刷・コピー・スキャンといった基本機能はもちろん、Wi-FiやNFC(近距離無線通信)やQRコードを利用し、モバイルデバイスと簡単に接続できます。
PCを使わずに資料を印刷したり、データ転送したりできるため便利です。
さらにAirPrintやGoogleドライブ、OneDrive for Businessなど、複数のクラウドサービスとの連携もサポートしています。
これらのサービスを活用することで、印刷業務の大幅な効率化が期待できるでしょう。
 
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MX-C306W


 
SHARPのMX-C306Wは、コンパクトながらも優れたスペックを誇るA4カラー複合機です。
本機はオフィスの機動性を向上させるために設計されており、シンプルで快適な操作性を追求しました。
具体的には、7インチの液晶タッチパネルを採用し、頻繁に使う機能を中心に表示することで使い勝手を向上させています。
印刷速度はカラー、モノクロともにA4サイズで1分あたり30枚、スキャン速度はカラー・モノクロともに110ページと高速です。
セキュリティ面では電子データの暗号化や自動消去機能を備え、不正コピーを抑止する地紋印字機能を利用できます。
 
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RICOH

RICOHはRICOH MP C6503とRICOH MP C3504がおすすめ機種です。
 

RICOH MP C6503


 
RICOH MP C6503は、オフィスの多様なニーズに応えるハイスペック・デジタルフルカラー複合機です。
A3サイズの用紙に対応するほか、カラー・モノクロでも1分あたり最大65ページの印刷ができます。
最大8,300枚の大量出力に対応し、大規模な印刷業務にも応じる処理能力を誇ります。
また、人感センサーの搭載により、スリープモードからの復帰が約1秒と非常に速く、電源オフからのウォームアップタイムも45秒と短縮されています。
 
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RICOH MP C3504


 
RICOHのMP C3504は、モノクロ・カラー問わず、毎分35枚の高速出力が可能な業務用複合機です。
本機はカスタマイズ性とユーザーフレンドリーな設計が評価されています。
直感的に操作できるユーザーインターフェースや豊富なアプリケーションによって、自社業務に最適化したカスタマイズが可能です。
省エネと高画質を両立する低融点トナーを採用し、環境にも配慮しています。
 
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Canon

Canonの業務用複合機は、iR-ADV C7580 IIとIR-ADV C5535F IIIの2機種が人気です。
 

iR-ADV C7580 II


 
iR-ADV C7580 IIは、完全業務仕様のハイスペック・デジタルカラー複合機です。
この機種は高速で高品質な印刷が可能で、1分あたり最大80ページ枚の印刷速度を誇ります。
本機は大量の印刷ニーズに対応するため、大容量の給紙オプションが用意されています。
最大1,250枚×2と4,000枚のペーパーデッキユニット、または2,200枚×3の多段デッキが利用可能で、連続複写は最大9,999枚です。
セキュリティ機能やユーザー認証機能も充実しており、文書の管理とプライバシー保護に配慮されています。
 
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iR-ADV C5535F III


 
iR-ADV C5535F IIIは。600dpi×600dpiの読み取り解像度と9600dpi相当×1200dpiの書き込みに対応するハイスペック機です。
最大A3サイズまでのシート、ブック原稿、約2kgまでの立体物のコピーに対応します。
毎分35枚の印刷速度を誇り、両面同時読み込み機能を備えているため効率的な印刷作業が行えるでしょう。
Mac OS・iOSとの互換性もあり、デザイン系の企業も導入しやすい機種です。
 
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まとめ

業務用複合機の導入にお悩みなら、スターティアにご相談ください。
お客様のご要望や社内ニーズを丁寧にヒアリングした上で、貴社のオフィス環境に最適な機種をご提案いたします。
もちろん、本記事でご紹介したおすすめ機種もご案内できます。
気になる機種がありましたら、お電話や公式サイトの問い合わせフォームよりご連絡ください。

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