コピー機・複合機はオフィスの必需品ではあるものの、業態の変更や本体の経年劣化により処分が必要になるケースも少なくありません。
単に処分すると費用がかかりますが、うまく売却できれば新しい機種のリースや購入の資金に充てられます。
そこで今回は、コピー機・複合機の買取における業者の選び方や、高価買取を実現するためのポイントを解説します。
【メーカー別】コピー機・複合機の買取相場
コピー機・複合機の買取価格は、本体の型番や製造年などから出した中古相場を基準に、現在の最高値を基本価格としたうえで、状態などを総合して算出します。
こちらでは、コピー機・複合機のメーカーごとに買取相場をご紹介します。
CANON
CANONのコピー機の買取相場は、約10,000〜50,000円です。
シンプルで操作性に優れたパネルが特徴的です、世界的なカメラメーカーである強みを活かし、誰にとっても使いやすいディスプレイを搭載しています。
また、画質と耐久性のバランスがよく、コンパクトなサイズの製品も展開しているため、小規模オフィスでも安心して設置しやすいでしょう。
SHARP
SHARPのコピー機の買取相場は、約20,000〜100,000円です。
SHARPのコピー機は、高い耐久性が魅力です。日光が当たりやすく、人の出入りが多い大手コンビニでも採用されており、オフィスでも安心して利用できます。
また、「Common Criteria」というセキュリティに関する国際規格をコピー機で初めて取得したメーカーでもあり、セキュリティ機能も充実しています。
KONICA MINOLTA
KONICA MINOLTAのコピー機の買取相場は、約20,000〜50,000円が目安です。
KONICA MINOLTAのコピー機では、いくつかのモデルで10.1インチの大画面タッチパネルを搭載しています。
操作画面のカスタマイズも可能なため、コピーやスキャン作業の効率化につながります。
富士フイルム(旧富士ゼロックス)
富士フイルムのコピー機の買取相場は、5,000〜20,000円が目安です。
富士ゼロックスのコピー機は、印刷クオリティの高さが多くの方から支持されています。
業界最小クラスのトナー粒子で印刷することで、きめの細かい高解像度印刷を可能にしています。
印刷スピードに優れた製品も多く、ノンストレスで使用できるでしょう。
RICOH
RICOHのコピー機の買取相場は、5,000〜20,000円です。
RICOHのコピー機は高速印刷が可能なモデルが多く、ハイエンド機種に搭載された「連結コピー」という機能を使うと、1分間に最大160枚の印刷が可能です。
全国に保守拠点があるため、万が一トラブルが発生した場合でも迅速な対応が期待できます。
コピー機・複合機の買取の流れとは?
コピー機・複合機の買取を依頼する場合、どの業者でも基本的な流れは変わりません。
ここでは5つのステップに分けて解説します。
買取業者の選定
コピー機を売却する場合、まずは買取業者を選定します。
できるだけ高値で、かつスムーズに買取を行ってもらうには、信頼できる業者を選ぶ必要があります。
業務用コピー機・複合機の買取を専門に行っている業者がおすすめです。
信頼できる業者を選ぶには、インターネットやSNSでの利用者の口コミや、問い合わせ時の担当者の対応などを参考にするといいでしょう。
市場の最新相場に精通しており、売主の事情に親身になって耳を傾けてくれる業者を選ぶと安心です。
無料査定の依頼
次は、ピックアップした業者にコピー機の無料査定を依頼します。
査定はオンラインや電話で行われるケースが一般的です。
機器の型番や年式、使用状況などを正確に伝えることで、より適切な査定が受けられます。
なお、この段階では一つの業者に絞る必要はありません。気になった複数の業者に相見積もりを依頼し、査定額を比較しましょう。
また、相見積もりは、今回売却するコピー機の買取価格の相場を知るためにも効果的です。
査定結果の確認
次のステップでは、業者からの査定結果を確認しましょう。
一般的なコピー機の買取価格相場は、2,000円~30,000円程度です。
ただし、機種やメーカー、状態によって価格は大きく変動します。
査定結果に不明点やわかりづらい部分がある場合は、積極的に買取業者に質問しましょう。
その際の対応も買取業者を選ぶ際の参考になります。
査定結果の根拠を明確に説明できない業者は選ばないほうが無難です。
買取手続き
次に、買取業者から受け取った査定結果や説明に納得できたら、業者を一つに絞って契約を行い、買取手続きを進めます。
買取業者から指定された各種書類を用意し、実印や銀行印、通帳なども準備しておくとスムーズです。
コピー機・複合機の引き渡し
最後に、買取手続きが完了したらコピー機の引き渡しを行います。
買取業者がオフィスや自宅までコピー機を引き取りに来る、もしくは指定された場所に送ることになります。
買取業者に届ける際の送料や査定料は、無料に設定されているのが一般的です。
また、コピー機の買取金額は、現金や銀行などの指定した方法で受け取ることができます。
コピー機・複合機の買取業者の選び方
コピー機・複合機の買取を検討している場合は、買取業者の選び方も重要です。
こちらでは4つのポイントを解説します。
査定額で選ぶ
コピー機の買取業者を選ぶ場合、査定額は重要なポイントです。
できるだけ高値で買い取ってもらえる業者を選ぶことで、新しいOA機器を導入する際の初期費用や新たなビジネスに必要な資金を賄いやすくなります。
業者によっては、査定額がアップするキャンペーンを実施している場合もあるため、積極的に活用するのがおすすめです。
ただし、査定額のみで買取業者を選定するのは控えましょう。
査定額が高い場合でも、提示された見積もりには記載されていない送料や手数料があり、結果的に損をしてしまうケースも少なくないためです。
見積書を確認する際は、別途負担が必要な費用などがないかを業者に確認しましょう。
対応エリアで選ぶ
コピー機の買取業者を探す際は、対応エリアも確認しましょう。
買取業者の中には、全国規模で対応している大手業者もいる一方で、地域密着型の業者も存在します。
特に、出張査定や出張買取を希望する場合は、業者が自社の地域をカバーしているかを確認することが大切です。
近くに営業所や事業所がない場合、出張査定や出張買取を行う際に手数料が発生する可能性があります。
近くに営業所や事業所がない場合、出張査定や出張買取を行う際に手数料が発生する可能性があります。
買取業者によっては、宅配買取や出張買取など、さまざまな買取方法を提供している場合があります。
そのため、買取業者を選ぶ際は、希望に合った買取方法に対応しているかを確認することが重要です。
幅広い買取方法に対応した業者を選んだほうが急なトラブルにも対応しやすいでしょう。
宅配買取は、自分のスケジュールで買取作業を進められるため便利ですが、梱包や発送の手間がかかります。
一方、出張買取は、重いコピー機の移動を業者に任せることができますが、対面でのやり取りとなるため日程調整が必要です。
また、一部の業者は店舗を持っており、持ち込み査定も受けつけています。
買取実績が豊富な業者を選ぶ
コピー機の買取業者を選ぶ際は、その業者の買取実績をチェックすることも大切です。
実績が豊富な業者は多くの取引を経験しており、査定に関するノウハウを持っている可能性が高いといえます。
また、市場価格の動向にも精通しているため、適切な査定が期待できるでしょう。
買取業者の実績を確認するには、業者のホームページやSNSなどを活用するのがおすすめです。
実際の利用者の声や評判を確認することで、安心して買取を任せられます。
特に、業務用のコピー機の売却を検討している場合は、家庭用だけではなく業務用の機器の買取実績があるかどうかもチェックしましょう。
コピー機・複合機を高価買取してもらうためのポイント
コピー機・複合機は、ちょっとした工夫で買取価格をアップできる可能性があります。
こちらでは、コピー機・複合機を高価買取してもらうためのポイントを解説します。
事前に動作確認をする
コピー機の買取を検討している場合は、事前に動作確認を行いましょう。
特に、長期間使用していなかったコピー機を売却する際は注意が必要です。
動作しないコピー機は買取してもらえないケースも多く、買取可能な場合でも査定額が減額されたり、ジャンク品として扱われたりするのが一般的です。
コピー機の動作確認では、本体が動くかどうかだけではなく、各機能やボタンの反応などもチェックしましょう。
使用できない機能があったり、稼働時に異音が発生したりすると、減額の対象となります。
万が一問題点が見つかった場合は、査定前に伝えておくことで買取業者に信頼してもらいやすくなります。
製品コンディションをチェックする
コピー機をできるだけ高値で買い取ってもらうには、製品コンディションをいい状態に保ちましょう。
目立つ傷や汚れがあると、査定額が下がる可能性があるため、買取を依頼する前に清掃を行うことが大切です。
特に、トナーがこぼれた跡や内部のほこりなどは、きれいに取り除いておきましょう。
日焼けや色の変化がある場合には、事前にクリーニングを行っておくのがおすすめです。
付属品をできるだけ用意する
コピー機の高価買取には、購入時の付属品をできるだけ残しておくことも重要です。
CD-ROMや電話線、予備のトナーカートリッジ、保証書、取扱説明書などがある場合は、買取時に本体と一緒に提出しましょう。
年式や型番をチェックする
コピー機の買取価格には、本体の年式や型番も影響します。
比較的新しいモデルや人気のある型番は、買取価格がアップしやすい傾向にあります。
機器に記載されている製造年月日や型番をチェックし、買取の相場価格を調べておきましょう。
査定額と相場価格に隔たりがある場合は、買取業者にその理由を尋ねることが大切です。
まとめ
今回は、コピー機の買取業者の選び方や買取の手順、査定額をアップさせるためのポイントをお伝えしました。
信頼できる業者を選定し、良好な関係を築くことでスムーズな取引を実現しましょう。
コピー機のリースをご検討の場合は、スターティアをご利用ください。
スターティアであれば、お客様の状況に合わせて複数のメーカーの最新機種をご提案でき、メンテナンスやトラブル対応も自社の担当サービス員が行います。
まずは担当者がヒアリングを行いますので、お気軽にお問い合わせください。
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【著者・監修者企業】
弊社はパソコン周り、オフィス環境、法律の改正、コスト削減など、ビジネスに関わるお困りごとの解決策を提供する当サイト「ビジ助channel」を運営しています。
資格
一般建設業 東京都知事許可(電気通信工事業):(般-4)第148417号
古物商 東京都公安委員会許可(事務機器商):第304361804342号
労働者派遣事業 厚生労働省許可:派13-316331
小売電気事業者 経済産業省登録:A0689
電気通信事業者 総務省届出:A-29-16266
媒介等業務受託者 総務省届出:C1905391
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