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お役立ち記事

2020-07-17 09:54:23

【採用×マーケティング】マーケティング脳を鍛えよう!

採用

今回は採用についてです。
採用担当者が採用活動を始める際に、まずは一人でも多くの人に求人を見てもらうようにするにはどうしたら良いかという壁にぶち当たることがあるでしょう。
その問題を解決する方法の一つとしてWebマーケティングを上手く活用してみてはいかがでしょうか。

「採用マーケティング」という視点

「媒体に掲載してもなかなか応募が来ないし、費用がもったいない」
「紹介会社を使っているものの、良い人が全然いない」
たくさんの企業の採用担当者さんはこのような意見を持っているはずです。

媒体や紹介会社を使い、誰かに採用を手伝ってもらう、人を集めてもらうという方法はいずれは限界が来るかもしれません。
さらには、中小企業であればネーミングバリューもないため、人を集めてくることはなかなか難しいのです。
その中で、いかに自分たちで採用活動を充実させ、人を集める方法を企業が身に着けるのかが、
今後の企業活性・成長のためには必須と言っても過言ではありません。

そこでぜひ知って欲しいのが、「採用マーケティング」という概念です。
では、「採用マーケティング」とは何でしょうか?

採用マーケティングとは「採用の根幹を担うもの」

この言葉は、造語です。

マーケティング

『顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動』
の全てを表す概念のことです。
サービスや商品づくり~広報~売れるまでの仕組み全てを言い、
自社や製品・サービスの「ファン」を増やすための一連の取り組みといえます。
そのため、消費者(今回のケースでは求職者)が何を考え、どのように行動するかを理解する必要があります。

採用マーケティング

これをもとに考えると、採用マーケティングは
『採用したいターゲットが真に求めるコンテンツを作り、その情報を届け、
ターゲットがその情報を魅力的に感じ入社に至るようにする活動』

の全てを表す概念と言えます。

実は採用活動とマーケティングには共通点があります。
「ターゲットを明確にし、自社の強みや魅力を伝え、契約(購入・入社)してもらう」という、
根底の考え方が一致しているのです。

例えば、マーケティングの分野では潜在層、見込層、顕在層という風にターゲットを分類します。
これは採用活動の候補者選定とよく似ていますよね。
分かりやすくマーケティングを人材採用のシーンに置き換えてみましょう。

・潜在層=自社が属する業界に興味がある人材
・見込層=自社の名前や存在を認知している人材
・顕在層=自社へ興味関心を抱いている人材

と考えることができますよね。
また、どの層に対してどのようにアプローチするか、
どの程度費用をかけていくべきなのかといった考え方も共通しています。
以上のことから、採用活動のプロセスにマーケティングの手法を取り入れた
「採用マーケティング」が急速に普及しはじめているのです。

つまり、早い段階から「求職者」の気持ちをつかむことが重要となってきますので、
リスティング広告の検索段階でターゲットを絞り、気持ちをつかんでいきましょう。

見せたい情報のターゲットを絞ろう

見せたい情報のターゲットとなるのは、先程お伝えした「見込層」と「顕在層」となります。
その層の人達に自社のHP、求人ページを見てもらわなくてはなりません。
そのためにはどのように情報を出していけば良いのでしょうか。
たとえば、広告を出すと仮定しましょう。

ここで一番重要なのが「キーワード選定」。
彼らがインターネットで求人、企業を検索するときに、どんなキーワードで検索するかを考えてみましょう。
何が知りたいのか、自分が検索するときに思い浮かびそうなキーワードは何かを想像してみたら良いのです。

例えば…
「大卒から3年販売職をやり、結婚を機に転職を考える25歳の女性」
の場合、
「未経験 事務」「事務 転職」「20代 事務 東京」「20代 販売 東京」などという、
求人を探すために検索しそうなキーワードを選定します。

もし、この人が顕在層であれば、その人たちにもアプローチしなければならないため、
「〇〇社 求人 事務」「〇〇業界 事務 東京勤務」などという可能性もあります。
“求めている情報について知りたい”という心理を考えながら、当てはまりそうなキーワードをすべてあげ、
そこからページに飛んでもらえるように施策を打つことが大切です。

あるある失敗談

ターゲットを明確化できていない

上記ではキーワード選定が大事とお伝えしましたが、同じように大事なのが「ターゲットを明確化」することです。
これが詳細に明確化できていないと、見てほしい人にみてもらえず、欲しい人のエントリーもなく、ただの費用の無駄となってしまいます。

「ターゲットなんて設定しなくてもキーワードは考えられる」という人も多くいることでしょう。
しかし、それはただの無駄遣い。
ターゲットのことを理解せずに「なんとなく良さそう」といった主観だけで考えてしまうと、
全く効果のないキーワードを選んでしまう危険性があります。
もちろん、キーワードを直感で選ぶこともありますが、
その場合もなぜユーザーはそのワードで検索するかといった根拠が必要です。
そして、その根拠にロジックを与えてくれるのが、ターゲットユーザーの設定という作業となるのです。
なので、ターゲット設定は絶対に怠らないでください。

専門用語を使わない

企業や業界では当たり前に使われている専門用語は決して使ってはいけません。
初めて聞く言葉が1つでも登場すると、説明を受ける側は負荷がかかります。
「どういう意味なのか」を理解するために考え、言葉と意味とを結びつける作業が、素早く必要になるからです。
また、負荷をかけるだけでなく、不信感にもつながりやすい為、求人を作る、広告を出す場合は
決して専門用語を使用しないようにしましょう。

最後に

採用というのはマーケティングを理解した上で取り組まなければ、ターゲットがずれてきてしまいます。
さらに、Webマーケティングを行う上にはターゲット選定が重要となります。
このようにすべてがつながっている為、一つ一つ勉強していき、1本の線がつながってきたときに効果が表れてくるのです。
すぐに効果は出なくても、あらゆる方法を試し、効果を上げていく必要がありますので頑張りましょう。

また、この考え方は採用×Webマーケティングだけではなく、ビジネスのあらゆるアクションで有用です。
“マーケティング脳”を鍛えてデキる人材になりましょう。

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