1. TOP
  2. お役立ち記事
  3. マネジメント初心者がやりがちな失敗とは?

お役立ち記事

2020-09-28 09:00:26

マネジメント初心者がやりがちな失敗とは?

 

自分の上司や先輩のマネジメントを見ていて、あんなマネージャーになりたい…と憧れを抱いている人も多いかも知れません。
でも、そんな先輩マネージャーの皆さんも、きっと様々な失敗をして今に至っているのです。ではどんな失敗があるのか。
マネジメント初心者がやりがちな失敗について、営業職のマネージャーと仮定してご紹介します。

全て自分で抱え込んでしまう

マネジメント初心者は、つい最近まで自分自身がプレーヤー。
しかも、マネジメントを任されるくらいですから、ある程度プレーヤーとして活躍していた人がほとんどです。
そんな人が営業チームを任された場合、チームの目標を達成するために、まずは自分で数字を作ろうとしてしまいます。

しかし当然、マネージャーとしての仕事があるわけです。
これまで通りに自分の数字を積み上げることは難しくなる上に、
チームメンバーの進捗確認や相談にも乗ろうと必死になった結果、
どちらも中途半端になってしまい成果が残らなかったり、体を壊したりしてしまう可能性があります。

現場を見なくなる

マネジメントを頑張ろうと、戦略を立てたり、現在の状況を分析したり、
チームのメンバーの話を聞いたりとオフィスにこもってPCと睨めっこ。
確かにマネージャーとして戦略を立て、進捗を管理し、メンバーの育成をすることは非常に大切です。

しかし、その先にいるのはお客様。
直接現場に出て、お客様と会って話をしたり(WEBミーティングも含め)、
現場でのメンバーの対応をチェックしたりすることで得られる情報は非常に多いです。
その現場に立つことをやめてしまうことで、お客様への理解が浅くなり、
メンバーの現状を正しく知ることもできず、結果的に戦略や進行を誤ってしまうことになります。

自分のやり方を押し付けてしまう

これも、成果を上げていた優秀なプレーヤーだった人に多い失敗といえます。
自分がメンバーとして成果を上げていたやり方に自信を持っており、
チームとして成果を上げるためには、メンバー全員が自分と同じようにやればいいと考えます。
しかし、メンバーはあなたではありません。それぞれの個性や得意分野があり、同じやり方がそのまま使えるわけではないのです。

また、あなたのやり方を実行することが辛いと感じるメンバーもいるかもしれません。
そんな中で自分のやり方を押し付けてしまうと、メンバーは疲弊し、信頼は得られず、最終的に良い結果にもならないのです。

メンバーを放置してしまう

メンバーの成長を考えた時、何から何まで手ほどきをしてしまうのは、確かに良くありません。
自分で考え、自分で動けるメンバーを育てるためには、メンバーを信頼して仕事を任せることは大切です。

しかし、メンバーにその戦略も実行も任せきりにしてしまい、何をしているか、何が起こっているのかを把握していなければ、
それは任せているのではなく、放置しているだけとなります。
放置した状態で何か問題が起こったら、あなたは上司としての責任が取れません。
顧客からのクレームがあっても、対処することができないでしょう。
メンバーに戦略や実行を任せるにしても、どんな戦略で今どのような状況になのか、それを把握していることが大前提なのです。

上層部への報告が不十分

初めてマネジメントをする際には、さらに上層部(部長や社長など)がいて、いわゆる中間管理職であることが多いです。
あなたは上司であり部下でもあるわけですから、上長にチームのことを報告する必要があります。
しかし初めてのマネジメントでは、目の前のチームをマネジメントすることに気をとられてしまい、
上層部への報告が不十分になってしまうことがあります。
さらに、上長ならわかってくれるだろうという気持ちも生まれ、さらに不十分な報告なってしまいます。

しかし、考えてみてください。
マネジメントをする側に立って、メンバーからの報告が不十分であったため、
後々困った経験を自分自身もしているのではないでしょうか?
また自分のマネジメント力を認めてもらいたい気持ちが強く、
ネガティブな情報を隠したりごまかしたりしてしまう人がいますが、それもNGです。
ネガティブな情報ほどすぐに報告し速やかに対処する必要があります。

メンバーへの情報共有が不十分

十分に行うべきは、上長への報告だけではありません。メンバーに対しての情報共有も非常に重要です。
メンバーには簡単に、「やってほしいこと」だけを伝えたくなるかもしれませんが、それでは不十分です。
なぜこれをやるのか、経緯と意図を理解してもらっておくことがチームの力を高めることになります。
また、そんなつもりはなくても、メンバーは情報共有をしっかりとしてもらえないことにより、上司は自分を信頼してくれていない、
何か隠している、といった気持ちを抱く可能性もあり、信頼関係が崩れてしまう理由にもなり得ます。

最後に

いかがでしたか。
すでにマネジメントを始めている人の中には、思い当たるポイントがあった人もいるかもしれませんね。
何事にも失敗はつきものです。うまくいっていないと感じたら、その気持ちや状況から目を逸らさずにしっかり向き合い、
失敗を成功につなげることで、マネージャーとして成長していってくださいね。

 

おすすめ資料ランキング

サイバー犯罪の概況とセキュリティ対策 2022年度版(全24P)
2022.03.04

サイバー犯罪の概況とセキュリティ対策 2022年度版(全24P)

ヒューマンエラーを防止する方法9選(全21P)
2022.03.03

ヒューマンエラーを防止する方法9選(全21P)

知らなかったじゃすまない “改正”個人情報保護法 対策ブック(全45P)
2022.02.16

知らなかったじゃすまない “改正”個人情報保護法 対策ブック(全45P)

電子帳簿保存法改正対策ブック(全37P)
2022.01.26

電子帳簿保存法改正対策ブック(全37P)

スターティア

【著者・監修者企業】

スターティア株式会社

弊社はパソコン周り、オフィス環境、法律の改正、コスト削減など、ビジネスに関わるお困りごとの解決策を提供する当サイト「ビジ助channel」を運営しています。

資格

一般建設業 東京都知事許可(電気通信工事業):(般-4)第148417号
古物商 東京都公安委員会許可(事務機器商):第304361804342号
労働者派遣事業 厚生労働省許可:派13-316331
小売電気事業者 経済産業省登録:A0689
電気通信事業者 総務省届出:A-29-16266
媒介等業務受託者 総務省届出:C1905391

関連SNS

お問い合わせはこちら