![聞き上手になるには必須!相手が気持ちよく話せる相槌の打ち方とは?](https://bizisuke.jp/_wws/wp-content/uploads/2021/04/8f0787b26f88c46f7a3ded1fad178a51.png)
仕事をうまく進めていく上でも、「聞き上手」であることは一つの重要なポイントであるといえます。
聞き上手になるには、どのようなスキルが必要になるでしょうか。
あなたが聞き上手な人の前で話している時、自分がとても気持ちよく話せているのを感じたことはありませんか?
その秘密の一つに、相槌の打ち方があります。
そこで今回は、聞き上手になるには必須といえる、相手が気持ちよく話せる相槌の打ち方をご紹介します。
相槌を打つときのフレーズ
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相槌を打つのが難しいと思っている人の理由の一つに、言葉が出てこないという点があると思います。
上手に相槌を打つためには、相槌のボキャブラリーを増やすことが第一歩です。
まずは、相槌を打つときのフレーズをご紹介します。
相槌には様々ありますが、
相槌の「あいういえお」「さしすせそ」「はひふへほ」で考えると覚えやすいです。
聞き上手になるには、まずこの「あいういえお」「さしすせそ」「はひふへほ」を知っておきましょう!
あいうえお
相槌「あいうえお」の効果は、心理学的にも認められているそうです。
フレーズとともに、どのような思いを持って相槌を打つことが、相手にとって心地よく伝わるのかを知ることができますよ。
あ(感謝):「ありがとうございます。」「ありがたいです。」
「ありがとう」という感謝の言葉をかけると、相手は承認欲求が満たされます。
い(謙遜・褒める):「いえいえ」「いいですね!」
「いえいえ」というのは、とても使い勝手の良い相槌です。
いえいえ、そんなことはありません。と謙遜を表す言葉でもあります。
また「いいですね!」 「いいなぁ!」といったように、自然に相手を褒める言葉も「い」から始まる言葉として知っておきたいですね。
う(運):「運が悪かったですね」
相手が失敗した時、落ち込んでいる時「運が悪かった」と運の話を出すことで、相手の気持ちを和らげることができます。
え(縁):「縁がありますね」「縁を感じます」
日本はもともと“縁”を大切にする文化がありますので、縁の話をすることで親しみを感じさせることができます。
お(恩・感謝):「恩を感じます」「恩に着ます」
「ありがとう」という言葉よりも、さらに深い感謝の気持ちを感じさせる言葉です。
相槌「あいうえお」を、
あを「あぁ!」(共感)、いを「いえいえ!」(謙遜)または「いいね!」(肯定)、
うを「うんうん」(理解)、えを「えぇ!」(驚嘆)、おを「お〜!」(感嘆)とする場合もあります。
さしすせそ
相槌「さしすせそ」は、相手の承認欲求、自己重要感、是認欲求(自己肯定欲求)、
つまり、「自分を認めて欲しいという人間の自然な欲求」を満たすことができる相槌です。
人は、これらを満たしてくれる相手に好感を持ちやすいので、関係性が深まります。
さ:「さすがですね!」
「すごい!」と褒められるよりも響きやすい言葉だと思います。
承認欲求を強く満たすことができます。
し:「知らなかったです!」「信じられない!」「実力ですね!」
自分が知っていることを相手が知らないことや、相手が信じられないほどすごいことを
自分が知っていること・していることは、自身に繋がり、優位に立っていると感じられます。
また、環境や運ではなく「実力」を褒めることは、自己是認欲求を満たすことにつながります。
す:「すごいですね!」「素晴らしい!」「素敵ですね」
相手をほめる、使い勝手の良い相槌の一つです。
せ:「センスがいいですね!」「絶対!」
「素敵なカバンですね」と褒められるよりも、
「そんな素敵なカバンを持っているなんて、センスがいいですね!」とセンスを褒められる方が嬉しいですよね。
話している内容や事実自体にコメントするのではなく、本人のセンスを褒めることは、相手に好印象を与えることができます。
また、「絶対!」という言葉は、強い肯定、承認の言葉なので、相手に自信を持たせることができます。
そ:「そうですね」「そういうことだったんですね」
「そうですね」という相槌は、相手の話を認めるものです。
相手が自分の話を聞いてくれている、理解してくれていると感じると、安心して話を続けることができます。
はひふへほ
相槌の「はひふへほ」は、言葉ではなく、感情を表す表現です。
手軽に、簡単に使えるのでぜひ覚えておいて欲しいものですが、
言葉ではない分、気持ちを込めること、トーンがより重要となります。
※「はひふへほ」といいますが、「ひ」はありません。
は:「はあ〜!」
はあ?と聞き返すのではありません。低めのトーンで「はぁ〜〜」と感心を表します。
ふ:「ふーん」
軽い言い方をすると、馬鹿にされたように感じさせてしまいます。
こちらも低めのトーンで、深く頷きながら、感心や納得を表しましょう。
へ:「へぇー!」
驚きや感心を表す相槌です。
素直な感情が出ていると感じさせることが出来ます。
ほ:「ほぉ〜!」
こちらも、驚きや感心を表す相槌です。
その他の相槌
ここまでご紹介した以外にも、以下のような使いやすいフレーズがあります。
「なるほど!」「それからそれから?」「「本当に?」
「楽しそう!」「憧れます!」「かっこいいですね!」「おもしろい!」
「そんなことが!」「そういうことか!」
「確かに!」「その通り!」「間違いない!」
「初めて聞きました!」
「賛成です!」「わかります!」
「ひどい…」「つらいですね…」「心配ですね…」
いつも同じフレーズばかりでは、機械的な印象を与えてしまいやすいです。
初めは意識的に様々なフレーズを使ってみてください。
そのうち、自然にフレーズが出てくるようになっていくでしょう。
また、これらのフレーズは必ず単体で使うわけではありません。
聞き上手になるには、うまく組み合わせて使い、より効果的な相槌を打てるようになりましょう。
相槌を打つときのジェスチャーや表情
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言葉のバリエーションが増えただけでは、上手な相槌とは言えません。
聞き上手になるには、言葉に加えてジェスチャーや豊かな表情が必要です。
うなずく
相槌の基本ジェスチャーはうなずくことです。
場面に合わせて、深くゆっくりとうなずいたり、繰り返しうなずいたり、
早く繰り返しうなずいたり、同じうなずきにもバリエーションを持たせましょう。
相手の話すスピードに合わせることもポイントです。
目を見る
話を聞く時、相槌を打つときは、相手の目をしっかりと見ましょう。
「目は口ほどにものをいう」という言葉どおり、目からも感情は伝わります。
同じ「へ〜!」「ほ〜!」という感心を表す相槌を打っても、目を見ずにいわれるのと、
目をしっかりと見ていわれるのとでは、伝わり方が異なります。
感情を表に出す
楽しい話を聞いている時は笑顔で、驚くような話を聞いている時には驚いた表情で、
悲しい話を聞いている時は悲しい表情で相槌を打ちましょう。
相槌と表情が合っていないと、相槌を打つことが逆効果になってしまうこともあります。
上手な相槌を打つためには、表情の豊かさも1つのポイントです。
上手な相槌を打つためのテクニック
フレーズや表情、ジェスチャー以外にも、上手な相槌を打つためのテクニックがあります。
難しいものもありますが、ぜひ知っておきましょう。
オウム返し(反復相槌)
これは「大変だったんだよ〜」という話に対し「大変だったんですね。」といったように、同じ言葉を繰り返す相槌です。
同じ言葉を繰り返すことは、理解度を示すことにつながります。
理解してもらえていると感じると、相手は話しやすくなります。
共感や同調(共感相槌・同調相槌)
「わかります」「確かにそうですよね」「同じ気持ちです」といった言葉で共感や同調を示すと、
相手は心地よくなり、安心して話し続けることができます。
共感を示すには、先にご紹介したオウム返しも活用するとより効果的です。
まとめや言い換え(要約相槌)
話があっちこっちへ行ってしまったり、まとまりがなかったりすると、
話している本人がうまく話せなくなったり、こちらも理解ができなくなったりすることがあります。
そこで、相手の話をまとめて伝えたり、言い換えをしたりして確認をすると、話をしやすくなります。
ただし、言い換えをする場合に自分の考えを含めるのはNGです。
あくまでの相手の話を確認するということに徹しましょう。
相手の話を正しく理解した上でまとめるには、少し訓練が必要です。
話を深める、促し(推進相槌)
「それでそれで?」「それで、どうなったんですか?」「「もっと聞きたいです」
「その時、何をしたんですか?」といったように、もっと知りたいという気持ちを伝えるとともに、
相手の話を促す相槌を打つと、自分の話に興味感心を持ってくれていると感じ、話しやすくなります。
気持ちを込めて相槌を打つ
フレーズやテクニックを知ることも必要ですが、聞き上手になるには、
何よりも相手の話をよく聞いて気持ちを込めて相槌を打つことです。
やはり、自然に出てきた相槌が一番相手に伝わります。
変に相槌を打つことばかりを意識してしまうことで、わざとらしく聞こえたり、
馬鹿にされているように思われたりしてしまい、逆効果にもなってしまいかねません。
今日はこの相槌を使ってみよう!といったように、一度に多くのフレーズを取り入れるよりも、
無理のない範囲で1つ2つ使ってみることから意識してみた方が良いでしょう。
最後に
聞き上手になるには、上手に相槌を打てることが一つのポイントとなります。
今回お伝えしたことをぜひヒントにしていただき、相槌のバリエーションを増やしてみてください。
また、自分が心地よく話せる人、聞き上手だと思う人の相槌を観察してみてください。
自分がもっと話をしたい、話を聞いてもらいたいと思う人が、どのような相槌を打っているのか知ることができれば、
納得して自分自身にも取り入れることができるでしょう。
上手な相槌を打てることは、より良い人間関係を築くことにもつながります。
そうなれば、きっとあなた自身も、もっと会話を楽しめるようになるのではないでしょうか。
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