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お役立ち記事

2022-01-31 18:31:00

煩雑な支払業務を効率化!振込代行サービスとは?

煩雑な支払業務を効率化!振込代行サービスとは?

企業間での支払いの授受、また給与の振込は原則として銀行口座を利用して行われます。
この取引において問題になるのが、振込手数料と業務自体の手間です。
しかし、お金に関わる業務であることから、どちらも甘んじて受け入れている経理担当者の方が多いのではないでしょうか。

こちらでは、そうした問題の解決につながる振込代行サービスについてお話しします。

 

振込代行サービスについて動画解説!

振込代行サービスとは

振込代行サービスとは、その名のとおり他行への振込を代行するサービスのことです。
複数銀行への振込も一気に処理できます。主に、取引先への支払業務や給与振込などで利用されているサービスです。

支払業務の悩み

振込代行サービスが利用されている背景には、支払業務における以下のような課題があります。
 

振込手数料

利用している銀行の口座から他の銀行の口座や他の支店に振込を行う場合、一般的には振込手数料が発生します。
振込手数料は多くの場合、振り込む側が負担するものです。
1件あたりは少額ですが、取引先や振込件数が多い場合、決して無視できないロスが発生してしまいます。
 

インターネットバンクの信頼性

インターネットバンクは口座開設がスピーディー振込手数料が低い振込手続きがWebでできるため手間がかからないといったメリットから、法人用の銀行口座としても広く利用されています。
現在では、銀行の窓口やATMにわざわざ足を運び、振込処理を行うことも少なくなりました。

一方で、店舗がないことや知名度の低さから、企業用の口座としては不安視する意見も多いようです。
取引先に与えるイメージを考えると、気軽に利用しづらい側面があります。

振込代行サービスで支払業務の課題を解決

振込代行サービスを利用すると、上述したような支払業務の課題を解決することができます。
具体的なメリットは以下の通りです。
 

手数料のコストダウン

振込代行サービスを利用すると、銀行から直接他行に振り込む場合と比較して振込手数料が安くなります。
一般的な相場は1件あたり300~450円程度です。振込先が多い場合は大きなコストダウンにつながるでしょう。
 

振込の効率化

振込代行サービスでは、データを提供するだけで各取引先への一括振込が可能です。
ATMに並んでタッチパネルを操作して1件ずつ送金する、手数料を節約するために開設している口座から取引先に合わせて銀行を選ぶ、といった手間が発生しません。このため、振込業務を大幅に効率化できます。
 

便利な機能

一般的な銀行では利用できない便利な機能が搭載されているのも振込代行サービスの魅力です。

例として、振込エラー報告機能が挙げられます。
何らかの理由で送金されなかった場合は担当者に通知されるため、すぐに対応が可能です。
振込の遅れによって起こる問題を回避できます。

取引先の金融機関ごとで色分け表示する機能もあります。

振込代行サービス利用の流れ

振込代行サービスはどのように利用するのでしょうか。以下では「楽たす振込」を例に、利用までの流れをご紹介します。
 

1. アカウント登録

まずアカウント登録を行います。専用ページにてメールアドレスを入力すると申し込み用のURLが記載されたメールが送信されます。
 

2. 申し込み

申し込み画面のフォームで情報を入力してください。また、必要書類のアップロードも求められます。書類は郵送でも提出可能です。
 

3. 審査

利用前の審査が行われます。
5~7営業日で審査結果通知するメールが到着するため確認してください。
ログインの際に求められる確認コードが記載されたはがきが後ほど郵送で送られます。
 

4. 利用開始

ログイン画面に確認コードを入力しましょう。
登録が完了し、サービスを利用できる状態になります。

実際に振込をする際のフローは以下の通りです。

① 情報入力
振込先の情報や振込額が入力されたデータをシステム上にアップロード、もしくはシステムに直接入力します。
全銀ファイルやExcel・CSVファイルでの入力が可能です。

② 承認・振込依頼
承認者様から承認をいただき、その後正式な振込依頼を行っていただきます。

③ 入金
「楽たす銀行」が提携している銀行の指定口座に振込資金を入金していただきます。

④ 振込指示・振込処理
入金を確認し、「楽たす振込」からの振込指示が提携銀行へ送られます。その後、各支払先口座への振込が行われます。

⑤ 確認
振込の結果はシステム上で確認可能です。

振込代行サービスの選び方

振込代行サービスはさまざまな企業が提供していますが、どのサービスを選べばよいのでしょうか。
以下では、振込代行サービス選びのポイントをご紹介します。

初期費用・月額

振込代行サービスによっては、初期費用や月額費用が発生します。
コストを抑えたい場合は、こうした費用がかからないサービスを選びましょう。

手数料

手数料はサービスによって設定が異なります。
総じて通常の振込よりも安価ですが、シビアにコスト削減したい場合は慎重に選びましょう。
総合振込と給与振込で、別の手数料額が設定されているサービスもあります。

自社の振込で取引先への振込と給与振込のどちらが負担になっているのか検討してみましょう。
例として、従業員が多くない小規模な企業であれば、給与振込の手数料に注目して振込代行サービスを選ぶ必要はないかもしれません。

データ入力方法

対応している振込先データ形式はサービスによって異なります。
Excelファイル、CSVデータ、全銀ファイルなどが代表例です。システム上に直接入力できるサービスもあります。
担当者にとって使いやすいか、他のシステムとの連携が可能か、といった視点から、各サービスのデータ入力方法に注目してください。

対応時間

利用できる時間もサービスによって異なります。平日7時から23時まで対応しているサービスが一般的です。
24時間365日利用できるサービスもあります。

特に注目していただきたいのが、土日の対応です。
自社が土日休みの場合は、そもそも土日に利用できるサービスは必要ないかもしれません。土日の着金が必須かどうかは、取引先の業界によっても異なるでしょう。
また、振込先の口座によっては土日に振り込んだとしても反映は翌営業日になります。
こうしたポイントをふまえて、土日に対応しているサービスが必要なのか検討しましょう。

締め切り

サービスによって手続きの締め切りが異なるため注意が必要です。
「楽たす振込」の場合、総合振込は営業日の14時まで、給与振込は営業日前の14時までに手続きを完了する必要があります。
自社の振込先は何日前に振込額を確定するのか、資金を何日前に準備しているのか把握して、期日までに振込ができるサービスを選びましょう。

サポート体制

サービスの導入当初は利用方法などで疑問が生じることも考えられます。
電話サポートセンターの営業時間など、サポート体制をあらかじめ確認しておきましょう。

振込代行サービスを利用する上での注意点

振込代行サービスは便利なサービスですが、以下のような注意点もあります。

着金までのタイムラグ

入金してから振込先に着金するまでは、少し時間がかかります。
早くても翌日の着金になるケースが一般的です。
サービスごとに定められた締め切りに間に合わない場合、さらに着金が遅れてしまいます。取引先への支払いが遅れると、信用問題に発展します。
また、給与振込の遅れは社員の生活に関わる大きな問題です。手続きが間に合わなかった場合は、通常の振込も検討しましょう。

操作を覚える手間・コスト

システムの操作を覚えて使えるようになるまではある程度の時間がかかります。
ITシステムのリテラシーが高くない担当者の場合、スムーズに利用できるようになるまで手間がかかるかもしれません。
企業によっては、研修など特別なイベントが必要になります。

振込代行サービスの導入事例

振込代行サービスは具体的にどのような効果を出しているのでしょうか。
以下では、振込代行サービスの導入事例をご紹介します。

株式会社エヌエム・ ヒューマテック様

労働者派遣事業を営む株式会社エヌエム・ ヒューマテック様には、「楽たす振込ビジ助プラン」を導入していただきました。

同社では、給与振込、外注費の支払い、経費の支払いで合わせて220件程度の支払いを毎月処理していました。
振込手数料だけで毎月15万円程度のコストが発生していたのです。

「楽たす振込ビジネスプラン」を導入いただいたところ、振込手数料は7万円以下に。半分以下に削減されました。
振込業務の負荷が一気に解消されました。

株式会社エヌエム・ ヒューマテック様の導入事例についてはこちら!>

株式会社スリーアローズ様

株式会社スリーアローズ様は不動産賃貸、売買、管理などを手掛ける企業様です。
ビジネスモデルの性質上、取引先が多く、振込手数料のコストが大きくなっていました。平均して月に70件程度の振込を処理しています。

「楽たす振込ビジ助プラン」を利用開始したところ、振込手数料が年間およそ70万円カットされたそうです。
このように、振込件数が多ければ多いほど、振込代行サービスの導入による恩恵は大きいといえます。

導入前は、急ぎの振込が必要な案件が直前になって経理に回ってくることが多く、振込代行サービスの締め切りに対応できるか懸念されていたそうです。
この点に関しては、社内で期日をルールとして設けることで対応されています。
当初に不安視していたような問題はなく、スムーズにルールが定着したそうです。

株式会社スリーアローズ様の導入事例についてはこちら!>

***

振込手数料は全体的に下がってきているとはいえ、まだ高いように感じられます。
同行宛ての振込は手数料が安価ですが、取引先によって利用している銀行が異なるため、振込手数料の負担は免れません。
また、経理部門にとっては毎月の振込処理が大きな負担となります。
特に利益に結びつかない単純なロスであることから、なんとか軽減したいと考えている企業は多いはずです。

振込代行サービスは、シンプルな内容ながら企業明確なコスト削減・業務負荷の軽減をもたらします。
スターティアでは「楽たす振込 ビジ助プラン」を提供しております。

また、主要な振込代行サービスを比較したホワイトペーパーもご用意しております。
ぜひご相談ください。

 

コスト削減・業務負荷の軽減!

 

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