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2023-06-22 09:00:18

パソコンが重い原因は?ケース別の対処法を解説

パソコンが重い原因は?ケース別の対処法を解説

パソコンを使っているとき、動作や画面表示などが重くなってしまうことはないでしょうか。

故障の可能性もありますが、まずは自分でできる対処方法を試してみることがおすすめです。

今回は、パソコンが重くなる原因や、パソコンを軽くするためのテクニックなどをご紹介します。
パソコンの重さに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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パソコンが重くなる原因は?

パソコンが重くなる原因はさまざまで、ハードウェアやソフトウェア、使用状況などの条件によって変わってきます。
特定しようとしてもどこに問題があるかわからないケースもあるでしょう。

パソコンが重くなる主な原因には、メモリ不足、キャッシュの蓄積、不要なプログラムの起動などがあります。

動作が遅くなったと感じたら、まずは上記のような原因を疑ってみましょう。
それぞれに合わせた対処を行うことで、問題を改善できる可能性があります。

パソコンを軽くする5つのテクニック

パソコンが重くなったときは、こちらでご紹介する方法を試してみるのがおすすめです。
以下では、パソコンを軽くしたいときに役立つ5つのテクニックについて解説します。

不要なアプリケーションのアンインストール

必要に迫られてインストールしたものの、現在は使っていないアプリケーションがある方も多いのではないでしょうか。
もしくは、パソコンの購入時にすでにインストールされていたものの、特に使用していないアプリケーションがあるという方もいるでしょう。

インストールしたアプリケーションが増えすぎると、パソコンの空き容量が少なくなって動作に影響が出てしまうことがあります。

不要なものはアンインストールして容量を確保しましょう。
 

不要なアプリのアンインストールのやり方(Windowsの場合)

スタートメニューを開いて「設定」→「アプリ」を選択します。

パソコンにインストールされているアプリケーションの一覧が表示されますので、不要なものを選択し、右クリックで「アンインストール」を実行します。

不要なアプリのアンインストールのやり方

スタートアッププログラムの整理

パソコンを起動する際にかなり時間がかかってしまうという場合は、スタートアッププログラムが多すぎる可能性があります。
スタートアッププログラムとは、パソコンを立ち上げたときに起動するプログラムのことです。
自動で立ち上がるため、頻繁に使うものはスタートアッププログラムに設定しておくと便利になります。

ただ、このプログラムが多すぎると、起動に時間がかかってしまうことがあります。

スタートアッププログラムを整理し、不要なものは減らしましょう。
 

スタートアッププログラムの整理のやり方(Windowsの場合)

タスクバー(画面下にある帯状の箇所)を右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。

タスクマネージャーが新しいウインドウで開かれたら、「スタートアップ」のタブを選択します。

スタートアッププログラムが一覧で表示されるので、適宜不要なものを選択し無効化します。

スタートアッププログラムの整理のやり方

メモリ不足の解消

メモリは、パソコンの「作業机」にもたとえられる重要なパーツです。
パソコンが作業をする際、一時的にデータを保管しておくパーツとなります。

メモリの容量が大きいほど多くのデータを保管でき、処理速度もアップすることがメリットです。
対して、メモリ容量が少ない場合、処理速度が遅くなり、パソコンの動作が重く感じられるようになります。

実行中のアプリケーションが多いと、メモリの容量が圧迫されてしまい、パソコンが重くなってしまうことがあります。

まずは使用していないアプリケーションを終了してメモリの空きを増やしてみましょう。

Webブラウザのタブをたくさん開いているときは、不要なものを閉じることで改善することもあります。

上記の方法でも解決しない場合は、メモリの増設をすることがおすすめです。
使用しているパソコンに対応しているメモリを調べ、必要なものを購入して増設しましょう。

ただ、自分でメモリの増設をするためにはパソコンのカバーを開けて作業する必要があります。
加えて、さまざまな種類のなかから自分のパソコンに合うメモリを選ぶことも求められます。

自分での増設が難しい場合は、業者に依頼することがおすすめです。

キャッシュ蓄積の対応

一般的に、キャッシュとは一時的に保存されるデータや、そのデータを保存する場所などのことを指します。

たとえば、一度見たWebページの情報をキャッシュとして残しておくことで、次に閲覧する際の表示スピードを上げることができます。
キャッシュはパソコンを快適に使うために役立つものですが、使っているうちにどんどんたまってしまうことがデメリットです。

蓄積しすぎるとパソコンが重くなる原因となるため、定期的に削除することがおすすめです。

また、パソコンにはアプリケーションなどのキャッシュも蓄積されていきます。
そちらも削除しておきましょう。
 

キャッシュを削除するやり方(chromeブラウザの場合)

chromeブラウザを開き、画面右上のその他アイコンをクリックします。
(閉じる「×」ボタンの下の縦3点のアイコン)

「その他のツール」→ 「閲覧履歴を消去」 を開きます。

閲覧履歴データの削除のウインドウで、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「データを削除」を実行します。

ウインドウの上部で削除する期間を指定できるので、適宜設定してください。

キャッシュを削除するやり方

パソコンの初期化

上記のテクニックを試しても重さが改善されない場合、初期化してみることもひとつの手です。
初期化を行うと、パソコン内のデータが削除されて購入時の状態へ戻ります。
初期化する際はそれなりに時間がかかります。

その間、パソコンを使うことはできなくなるため、時間に余裕があるときに行いましょう。
無理に初期化を中断すると不具合が生じてしまうこともあるため注意が必要です。

加えて、初期化前に大事なデータのバックアップを取っておくことが重要です。

外付けHDDなどを活用してデータを保存しましょう。

初期化後のパソコンを元のように使用するためには、さまざまな設定を行う必要があります。

事前にどういった設定が必要になるかを確かめておきましょう。
このとき、利用中のサービスで登録したIDやパスワードの再入力が必要になることがあります。
初期化前に控えておきましょう。

また、初期化後にすぐにでも実施しておきたいのがセキュリティ対策です。
セキュリティ対策ソフトなどを使っていた場合は再インストールしましょう。

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【ケース別】パソコンの動作が重いときの対処法

パソコンが重いと一口に言っても、動作全体が遅いパターンや、画像の表示が遅いパターンなど、さまざまなケースが存在します。
こちらでは、ケース別の主な対処法を解説します。

動作が遅いとき

パソコンの操作が全体的に遅い場合、メモリの容量やスタートアッププログラムの設定などが原因になっていることがあります。
ご紹介したように、メモリ増設や不要なプログラムの削除などで対処してみましょう。
ほかにもチェックしておきたいのが、ウイルス感染の有無です。

ウイルス感染したパソコンは、動作が重くなってしまうことがあります。

まずはセキュリティソフトでスキャンして、ウイルスがいないか確かめてみましょう。

画面表示が遅いとき

画面を切り替える際に表示に時間がかかる、画像編集の際にデータを表示するのに時間がかかるなど、グラフィック関連の動作に不具合が生じることがあります。

この場合、パソコンモニターのグラフィック性能が不足している可能性があります。

グラフィック性能を高めるためには、グラフィックボードをよりスペックの高いものへ交換・増設することがおすすめです。
グラフィックボードとは、画像や映像をパソコンのモニターへ出力するための部品です。
ビデオカードと呼ばれることもあります。

増設する場合は、パソコンに対応する拡張スロットがあるかどうかを確認しておきましょう。
加えて、性能の高いグラフィックボードは消費電力が高い傾向にある点に注意が必要です。

パソコンの電源容量が足りるかどうかも事前に確かめておきましょう。

スペックの高いグラフィックボードを使っているにもかかわらず表示が重い場合は、電源容量が不足している可能性があります。

電源ユニットをより性能の高いものに変えることで改善できるかもしれません。

ただ、グラフィックボードや電源ユニットの交換・増設を自分で行うのは難しいという方もいるでしょう。

そのときはプロの業者に頼むと安心です。

ブラウザが重いとき

Webブラウザの利用中にページの読み込みが遅くなる、メールの送受信にいつもより時間がかかってしまうといった場合、パソコン本体ではなくネットワークに問題があるケースが見られます。

利用しているISP(インターネットサービスプロバイダ)に接続障害が起こっていないか確認してみましょう。
こういった情報はISPの公式ページなどに掲載されていることがあります。
インターネット関連の機器に故障がないか、電源が落ちたりケーブルが抜けたりしていないかも確かめることがおすすめです。

また、使用状況によってはインターネット回線に負荷がかかり、速度が低下してしまうことがあります。

たとえば、大容量のデータを送受信しようとしている場合、動作が重くなることがあります。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合は居住者で回線を分け合うことになるため、利用者が多くなる時間帯は重くなってしまうこともあるでしょう。

どうしても改善しないなら寿命?

動作の重さは、パソコンの寿命が近づいているサインの可能性があります。

寿命を迎えたパソコンは、これまで問題なくできていた作業が急にできなくなることがあるため注意が必要です。
いきなりシャットダウンする、頻繁にフリーズするといったトラブルが生じることもあります。
パソコンの寿命は使用環境や使用頻度など、さまざまな条件によって異なります。

ただ、一般的にはノートパソコンが3~5年、デスクトップパソコンが5~7年で寿命を迎えるといわれています。
数年前に購入したパソコンが重くなった場合は、寿命が来ている可能性を考慮すると良いでしょう。

▼▼詳しくはこちらの記事もご覧ください▼▼
パソコンの寿命が近い?その原因と対策、サインをわかりやすく説明

パソコンが寿命の場合、上記でご紹介したような方法や修理では対処できないケースも多く、基本的には買い替えがおすすめです。

使用に耐えないほどの性能低下が見られたら、割り切って購入を検討したほうが良いかもしれません。
パソコンを買い替える際は、これまで使っていたものよりもスペックの高い製品を選ぶことがおすすめです。

数年間使い続けるうちにどうしても性能不足になっていく可能性があるため、現時点で余裕を持ったスペックのパソコンを買っておくことが望ましいでしょう。
もちろん、パソコンが重くなってもすぐに買い替えるのは難しいという方も多いでしょう。

これまでご紹介した方法などを試し、不具合の改善を図ることがおすすめです。
ただ、プログラムのアンインストールやキャッシュの削除方法などがわからず、あきらめてしまう方もいるかもしれません。

「BiziSUKE PCサポート」なら、パソコン本体やWebブラウザ、インターネット関連機器などのさまざまなサポートが可能です。
オプションとして訪問サポートも行っているため、パソコンの重さに悩んだときはぜひご利用ください。

まとめ

パソコンが重くなったときは、データの整理やインターネット回線の確認などを試してみることが大切です。
問題が改善しない場合は、専門業者にサポートを依頼するのもおすすめできます。

パソコンの重さをはじめ、さまざまなトラブルに困ったときは。「BiziSUKE PCサポート」をご利用ください。

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