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2023-12-08 09:00:34

【光回線】工事費用の基礎知識|節約ポイントや注意点を解説

【光回線】工事費用の基礎知識|節約ポイントや注意点を解説

私たちの日常生活において、「光回線(インターネット回線)」は欠かせないものとなりました。
光回線を利用するには、自宅やオフィスに光ファイバーケーブルを引き込む「光回線工事」を行う必要があります。

今回は、そんな光回線工事の費用面を中心に、知っておきたい基礎知識を解説していきます。

光回線・プロバイダ

 

光回線の工事費用|そもそも光回線の工事とは?

まずは、光回線工事の特徴や工事費用の目安、平均的な工期についてご紹介します。

光回線工事とは?

光回線工事は、室内に光ファイバーケーブルを引き込み、高速インターネットを利用するための開通工事のことです。

建物の種類により工事内容は異なりますが、付近の電柱から光ファイバーケーブルを引き込み、室内に光コンセントと光回線終端装置(ONU)を設置し、初期設定や接続テストを行います。

多くの場合、集合住宅やオフィスビルでは、共有スペースに光ファイバーケーブルが引き込まれているため、大がかりな工事は不要です。
ただし、ケーブルが引き込まれていなかったり、各部屋に光コンセントが未設置であったりする場合、専門業者の立ち会いのもと、開通工事が必要となります。

平均的な工事期間は?

光回線の工事から開通までの期間は、1ヶ月〜1ヶ月半が目安です。

これはプロバイダーや工事を申し込んだ「時期」によるため、一概にはいえません。

たとえば、引っ越しシーズンである毎年3月頃の繁忙期は、光回線工事の工期が長くなる傾向にあります。
さらに人気のプロバイダーであれば、開通までに通常よりも工期が長くなりがちです。

戸建てとマンションでの光回線工事費用の違い

ここでは、戸建てとマンションにおける光回線の工事費用の違いを解説します。

戸建ての光回線工事費用

戸建ての場合、光回線の工事の費用相場は、20,000〜40,000円とされています。

すでに光ケーブルが引き込まれている建物なら「無派遣工事」と呼ばれる方法で工事します。
その場合、工事費が安く、手続きから利用開始までの期間も短くなるメリットがあります。

ただし「auひかり」や「NURO光」、さらには「電力系・ケーブルテレビ系」のプロバイダーは例外で、専門業者による開通工事が必要です。

マンションの光回線工事費用

マンションにおける光回線の工事費用は、共有部と個々の部屋、それぞれの開通状況に依存します。

たとえば、共有部から自分の部屋まで光回線を引く場合、工事費用はおおよそ15,000円〜45,000円が目安です。

「NTTフレッツ光」を使用し、すでに部屋まで光回線が配線されているなら、局内工事だけで済む無派遣工事となります。
その場合、工事費用はわずか数千円です。

光回線・プロバイダ

光回線の工事費用を抑えるテクニック

ここでは、光回線の工事費用を抑えるテクニックを解説します。

フレッツ光から光コラボレーションへ乗り換える

現在利用しているインターネット回線がフレッツ光であれば、後述する「光コラボレーション」に乗り換えることで、工事費が無料になる場合があります

工事費用が無料になるキャンペーンを活用する

光回線の工事費用を抑えるため、定期的に開催されているお得なキャンペーンを利用しましょう。

光回線業者によっては、分割払いにした工事費の月々の支払いを割引したり、工事費用を完全に免除したりするキャンペーンを実施しています。

特に分割払いの割引を受けられる場合、契約期間が完了するまでの支払い額を最小限にできます。
また、特定の条件を満たすことで、工事費用を無料にする事業者もあります。

たとえば「auひかり」では、スマホと同時に光回線を契約したユーザーのみ、工事費を無料にするキャンペーンを行っています。

光コラボレーションとは?

「光コラボレーション(光コラボ)」とは、NTT東日本やNTT西日本からフレッツ光回線を借りて、各プロバイダーや携帯キャリアが展開するサービスの総称です。

光コラボ事業者には「ドコモ光」「ソフトバンク光」「OCN光」「BIGLOBE光」「auひかり」などがあり、各社が独自の特典やキャンペーンを展開しています。
したがって、各事業者の特色・料金プランを比較し、最適なサービスを選ぶことが大切です。

光コラボのメリットは、光回線とプロバイダーサービスをまとめて契約できるため、料金やサポートも一元化できることです。
ただ、フレッツ光に比べ、夜間は回線速度が遅くなったり、事業者を変更するときの手続きが煩雑になったりする可能性があります。

それを差し置いてもコスト面のメリットが大きいため、月額料金をできるだけ抑えたいなら、光コラボレーション事業者のサービスを選ぶといいでしょう。

光回線の工事費用|申し込みから開通までの流れ

ここでは、光回線工事の申し込みから開通までの流れをご紹介します。

hプロバイダーの選定と提供エリアの確認

まずやるべきことは、プロバイダーの選定と提供エリアの確認です。
提供エリアは各プロバイダーの公式サイトで確認できます。
自宅やオフィスの郵便番号・住所を入力し、サービスの提供エリア内かどうかチェックしてください。

工事の申し込みと日程調整

プロバイダーの公式サイトから光回線工事を申し込みます。
派遣工事の場合、専門業者が自宅などを訪問することになるため、日程調整が必要です。

工事日程は申し込み時に指定するのが一般的ですが、工事日の数日前であれば、変更できる可能性があります。
また、自身が開通工事の立ち会う必要もあるため、その点も鑑みて日程調整をすることが大切です。

開通工事の実施

派遣工事の場合、光ファイバーケーブルを建物内に引き込む作業から始まります。

光ファイバーケーブルは外壁に固定され、電話線やエアコンダクトを介して屋内に引き込むのが一般的です。

建物の構造によりこれらが利用できない場合、壁に小さな穴を開けてケーブルを通します。
屋内にケーブルを引き込んだ後で、壁に光コンセントを取り付け、その光コンセントからONUに接続します。

ONUは、光信号をデジタル信号に変換する重要な役割を果たします。
開通工事が完了したらONUとルーターを接続し、各デバイスでインターネットを使えるように設定します。

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オフィスの光回線工事におけるポイントと注意点

ここでは、オフィスの光回線工事における重要なポイントや注意点を解説します。

ビル管理会社や大家への連絡

オフィスでの光回線工事に際して、ビル管理会社やオーナーへの事前連絡が欠かせません。

特に賃貸オフィスや集合住宅での工事では、工事過程で建物に傷がつく可能性があります。

事前に開通工事の許可を得ることで、ビル管理会社とのトラブルを未然に防げます。
そもそもオフィスに光回線を引き込めない可能性もあるので、それを含め、事前に管理会社に確認を取ることが大切です。

工事日程や開通までの期間を把握する

工事日程や開通期間を事前に把握することで、スムーズに光回線を導入できます。

そもそも引っ越しシーズンなどの繁忙期をのぞき、光回線は申し込みから開通まで1ヶ月〜1ヶ月半はかかります。
1〜2時間ほど立ち会いが必要な場合もあるため、工事の当日は時間に余裕を持たせておきたいところです。

また、3〜5月は引っ越しシーズンであり、光回線工事の予約が取りにくくなります。
早めに予約を入れないと、1ヶ月以上待たされることも考えられます。

業務に支障をきたさないためにも、全体のスケジュール感を正しく把握しておきましょう。
 

光回線を利用できないケースがある?

以下、光回線を利用できないケースをまとめたのでご覧ください。

 

  • 土地・建物がサービスの提供エリア外にある
  • 回線工事に物理的な制約がある
  • 管理会社やオーナーの許可が得られない(賃貸の場合)

フレッツ光は全国47都道府県に対応しており、エリアの問題に悩まされる心配はありません。

これは光コラボレーションも同様で、フレッツ光の回線網を「間借り」していることから、ほとんどのエリアに対応します。

一方で、NURO光やauひかり、電力系・ケーブルテレビ系の光回線サービスは独自回線を使っているので、対応エリアが限られます。
建物の近くに電柱がないなど、物理的な制約がある場合も光回線を利用できません。

極めて特殊な例ですが、光ファイバーケーブルを敷設する際に、国の許可が必要な土地・建物もあります。
この場合、原則として回線事業者が許可を取りますが、申請が認められない可能性もあるとのことです。

さらに建物が古くて光ファイバーケーブルを引き込めなかったり、管理会社やオーナーが開通工事を認めなかったりするケースも考えられますが、希な例といえるでしょう。

光回線の工事費用やコストを抑えたいなら

オフィスの光回線コストを抑えたいなら、法人向けのプロバイダーサービスを選ぶのがおすすめです。

たとえば、スターティアでは光コラボレーションモデルを活用した中小企業向けのセットプラン「Tialink(ティアリンク)」を提供しています。

「Tialink」は、当社独自の契約プランにより、高品質なインターネット環境をリーズナブルな料金でご利用いただけるプロバイダーサービスになります。
光回線の基本料金を大幅に値引きした上で、プロバイダー料金は月額780円(税別)からと大変お得です。

便利な法人向け機能もあり、社内ネットワークへのVPN接続やリモートアクセス、Webカメラへのアクセスなど、近年のリモートワーク体制に欠かせない機能が豊富です。

そして、月々のご請求もスターティアの関連サービスに含めて一本化されます。
1枚の請求書で処理されるため、経理業務の負担が大幅に軽減されるでしょう。

コスト削減と通信品質の確保、それぞれを実現するプロバイダーをお探しなら、ぜひスターティアの「Tialink」をご検討ください。

まとめ

光回線工事は、建物の種類や状態、光ファイバーケーブルの引き込み状況によって工事内容が変わります。
それにともない、工事費用も増減することを覚えておきましょう。

また、工事費用はプロバイダーが実施するキャンペーンを利用することで、実質無料になる可能性があります。
工事費用を抑えるためにも、関連イベントやキャンペーンについてリサーチしておきましょう。

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資格

一般建設業 東京都知事許可(電気通信工事業):(般-4)第148417号
古物商 東京都公安委員会許可(事務機器商):第304361804342号
労働者派遣事業 厚生労働省許可:派13-316331
小売電気事業者 経済産業省登録:A0689
電気通信事業者 総務省届出:A-29-16266
媒介等業務受託者 総務省届出:C1905391

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