2024-03-01 18:56:08

富士フイルム（FUJIFILM）の複合機の評価は？特徴やユーザーレビューをご紹介！

富士フイルム（FUJIFILM）のコピー機・複合機は、デザイン関係をはじめビジネスの場で数多く導入されています。
これから職場での利用を検討している場合、どのように評価されているか気になるところでしょう。
そこで今回は、富士フイルムのコピー機・複合機の特徴や利用者の声をご紹介します。

富士フイルムのコピー機・複合機の特徴とは？

富士フイルムのコピー機・複合機は、印刷品質や耐久性の高さが大きな特徴です。
ここでは、富士フイルムのコピー機・複合機の特徴を細かく見ていきます。

業界トップクラスの印刷品質と色彩再現

富士フイルムが提供するコピー機・複合機は、業界トップクラスといわれる高い印刷品質を誇ります。
同メーカーの機器は印刷技術が高度であり、データ量が膨大でも、高速かつ画質の優れた印刷が可能です。
高度な技術を用いた印刷は鮮明で美しく、連続複写速度・書き込み解像度・印刷画質のいずれについても評価が高く、利用者からの信頼獲得につながっています。

また、色彩を再現する力に優れるところも特徴的です。
モノクロだけでなく多様な色合いを忠実に再現できる技術は、同メーカーのコピー機・複合機の大きな強みになっています。

富士フイルムのコピー機・複合機は、印刷品質と色彩再現力ともに業界内で圧倒的とも評されるレベルです。
業界トップクラスの印刷技術にふさわしく、同メーカーの機種は、デザイン関係をはじめ画質や色彩にこだわる職場で導入するケースが多く見られます。

優れた耐久性

優れた耐久性も、富士フイルムのコピー機・複合機が備える性能面の主な特徴です。

コピー機・複合機は、耐久性が低いと、利用環境が安定しない場所に設置したとき動作不良を起こしやすくなる可能性があります。
それに対し、優れた耐久性能を備えている場合、設置場所の気温や室温が不安定でも簡単にはトラブルに見舞われません。
夏場や冬場、オフィスで空調機を使用して室内の温度が変わっても、室温変化の影響は受けにくいと考えられます。

また、コンビニなど外の空気が流れ込みやすい場所でも、気温の上下で操作性が低下する心配はないでしょう。
富士フイルムのコピー機・複合機は、耐久性に優れるため操作性に安定感があり、さまざまなビジネスシーンで導入されています。

質の高い保守サポート体制

質の高い保守サポート体制も、富士フイルムのコピー機・複合機の評価を高めている特徴のひとつです。
コピー機・複合機はさまざまなトラブルを起こす可能性があり、多くのメーカーは各種の保守サービスを提供しています。

ただし、各メーカーによる保守サポートの体制は、一律ではありません。
それぞれのメーカーで、サポートの拠点数には違いが見られます。

富士フイルムは、コピー機・複合機の保守サポートを幅広く展開しているメーカーです。
その拠点数は三桁を越え、全メーカーのなかで圧倒的といわれています。
現在、富士フイルムは保守サービスを全国展開しており、すべての都道府県で安心してサポートを受けられる状況になっています。

富士フイルムの複合機の評価ポイントは？

富士フイルムの複合機の注目したい評価ポイントは、デザイン業務に向いている点などです。

デザイン業務には富士フイルム一択

ビジネスの場では、デザイン業務に用いる複合機を導入するなら、富士フイルム一択との声が多く聞かれます。

デザイン関係の業種は、見た目の美しさを重視する傾向があります。
パソコン上で作成したデザインを印刷する場合、画像データをきれいに出力できるかどうかは重要な要素です。

また、デザイン画をコピーする際も、細部まで美しく表現するうえで画質のよさは大切になってきます。
デザインがカラーであれば、印刷・コピーしたとき、どこまで多彩な色合いを再現できるかも重要でしょう。

富士フイルムの複合機は、印刷品質と色彩再現力ともに優れた機器です。
精密な設計図やカラフルなイラストを、鮮明に印刷できることが期待できます。
画像印刷に伴う幅広いニーズに応えられると見込まれるため、デザイン業務に適した複合機として高く評価されています。

全都道府県をフォローした保守体制

富士フイルムの場合、複合機の保守体制は、全都道府県がフォローの対象範囲です。

複合機は、正しく使用していても、何らかの理由で不具合を起こす可能性があります。
機器に動作不良が生じたときは、適切なメンテナンスが必要になります。

とはいえ、複合機の全メーカーが、すべての地域をサポート対象に含めているとは限りません。
メーカーによっては、保守サービスを提供する拠点数が少なく、一部地域でしか複合機のトラブルに対応できない場合があります。

それに対し、富士フイルムは保守体制が充実しているため、全国規模で複合機の不具合に対するフォローが可能です。
具体的には、北海道から沖縄県まで、同メーカーによる複合機の修理メンテナンスが実施できるエリアに設定されています。
富士フイルムの保守サービスは全国各地の拠点で提供されているため、いずれの都道府県でもサポートを受けられる安心感があります。

Docuworksを活用するともっと便利に

富士フイルムの複合機は、Docuworks（ドキュワークス）を活用すると、機器の利便性を高めるのに効果的です。
Docuworksは、富士フイルムグループに属する富士フイルムビジネスイノベーションが開発したソフトウェアです。

このソフトには、パソコンファイルを管理する機能が備えられています。
PDFファイルが管理しやすく、文書データをPDF形式に変換したり紙の文書をスキャンして文字を入力したりする作業も行えます。

また、印刷機として、富士フイルムや別メーカーの複合機が連携可能です。
文書データを印刷するとき、「Docuworks PDF」を選択すれば、PDF文書が手軽に作成できます。

これらの機能から、Docuworksは富士フイルムの複合機がもっと便利になる使い勝手のよいソフトとして好評を得ています。

富士フイルムの複合機がイマイチなポイントとは？

富士フイルムの複合機は、本体価格の高さや中古機の少なさが、イマイチといわれるポイントです。

本体価格

富士フイルムが販売している複合機は、他のメーカーより高めの価格に設定される傾向が見られます。
いくつかの有名メーカーとスペックが同レベルの機種を比べた場合、定価は高額になりがちです。
そのため、富士フイルムの複合機は、よく値段の高さが難点に挙げられています。

ただし、価格設定が高いのは、あくまでメーカーが決めている定価です。
実際の売値は、販売店により異なるケースが少なくありません。
実勢価格を見る限り、大手メーカーで大差はないと指摘されています。

この点をふまえるなら、複合機の購入時には実勢価格に目を向ける必要があると考えられます。

中古機の市場流通数が少ない

中古機の流通量が少ない点も、イマイチとの評価につながっている要因です。
富士フイルムは、リユース品の多くをメーカー自身で回収しています。

また、メーカーのパーツは手に入りにくく、再販目的で修繕することは難しい状況です。
これらの理由から、同メーカーの複合機は、中古市場の流通量が限られています。
富士フイルムの複合機は中古機が少量しか出回らないため、旧モデルなどを除くと価格は高くなる傾向があります。

富士フイルムの複合機｜おすすめの現行機種

ここでは、富士フイルムが販売するおすすめの複合機をご紹介します。
いずれも現行の業務用複合機であり、全国のオフィスで導入されています。
同社の複合機に興味を持っている方は、スペックや特徴をチェックしてみましょう。

Apeos C2360

「Apeos C2360」は、オフィスの多様なニーズに応えるために設計された業務用カラー複合機です。
幅590×奥行き659mmのコンパクト設計で、1段・2段・4段トレイモデルやキャビネットつきモデルなど、設置場所や用途に合わせたバリエーションが販売されています。

本機はLEDプリントヘッドを搭載しており、1,200×2,400dpiの高解像度出力を実現しています。
イメージエンハンス処理により、斜め線や文字のアウトラインもなめらかに再現しました。

また、デジタル補正技術IReCTを採用していることで、印刷時の色ズレも低減されます。
便利機能としては、「サーバーレスオンデマンドプリント」を利用可能です。
これはオフィス内のどの複合機からでも自分のジョブを選んですぐに出力できる機能で、印刷業務の効率化を促します。

Apeos C2570

「Apeos C2570」は、中小規模オフィス向けのA3カラー複合機です。
本機はA3サイズや長尺原稿の印刷・スキャン・データ送信が可能で、記録紙サイズも最大A3まで対応しています。
大きな文書や図面の取り扱いに長けた機種といえます。
印刷速度は25枚/分、最大270ページ/分の高速読み取りが可能で、効率的な印刷業務を実現します。

この機種は、使いやすさと機能性を兼ね備えたモデルと評価されています。
直感的な操作が可能な10.1インチのタッチパネル、用紙トレイのスムーズな開閉機構、高速スキャン機能、操作完了を知らせるお知らせライトなど、「あると便利」な機能を多数備えているのが特徴です。

また、FAX系周りの機能も豊富です。
たとえば、同社独自のペーパーレスファクスは、FAXで受信した文書を用紙にプリントせず、任意のボックスに保存できる機能です。
保存した文書は、任意のデバイスに転送したり、メールに添付して送信したりできます。

また、ジョブフローを関連付けて別のFAXに転送することも可能です。
ダイレクトファクスは、パソコンから直接ファクス送信ができる機能で、ファクスの送受信をペーパーレス化できます。
ペーパーレスファクスは、通常機能での設定、ペーパーレスファクス設定の使用、ペーパーレスファクス仕分けキット（オプション）を使った3つの設定方法があります。