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2021-01-29 14:21:30

よく聞くけど実は意味がよくわからない…ビジネス用語25選

ビジネス

 
学生時代にはあまり馴染みがないけれども、ビジネスの場面で当たり前のように使われているビジネス用語。
よく耳にしていても実は意味がわからない…使ってはいても本当に合っているのか不安…なんて人が実は結構いるようです。
そこで今回は、間違った使い方をして恥を書かないよう、よく使われるビジネス用語25選について解説します!

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よく聞くけど実は意味がよくわからない…ビジネス用語25選

1.アジェンダ

■意味
英語のアジェンダ(agenda)からきており、「話し合うべき事柄」「協議事項」などの意味があります。
転じて「行動計画」という意味もあります。

なにかの式や会議で少し前に使われていた「本日のプログラム」と似たニュアンスです。
政治の世界で使われるマニフェストもほぼ同じ意味です。
似ている場面で使われるものに、レジュメがありますが、別の意味を持ちます。
こちらはフランス語で、「要約」という意味です。
大学の講義や研究室で、発表の内容をまとめたものをレジュメとして配布した経験がある人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、アメリカでレジュメといえば「履歴書」を指します。
近年では日本でも履歴書のことを、レジュメと呼ぶことが増えてきているようです。

■使用例
(会議にて)本日のアジェンダはこちらです。

 

2.アサイン

■意味
英語のアサイン(assign)からきており、「任命する」「割り当てる」などの意味があります。
人を何かの役割に任命する時に用いられます。

■使用例
あなたをこのプロジェクトのリーダーにアサインしました。

 

3.アテンド

■意味
英語のアテンド(attend)からきており、「世話をする」「付き添う」「案内する」などの意味があります。
よく聞く言葉としてキャビンアテンダントがありますが、これは客室(キャビン)でお世話をする人(アテンダント)という意味ですね。

■使用例
あなたにアテンドをお願いしたいお客様は、20代の男性2名です。

 

4.イシュー

■意味
英語のイシュー(issue)からきており、「課題」「問題」「論争点」などの意味があります。

■使用例
今回の件における最大のイシューは何かを、明らかにする。

 

5.イニシアチブ

■意味
英語のイニシアチブ(initiative)からきており、「先導」「主導権」などの意味があります。
クライアントとの交渉や、プロジェクトの推進などにおいて、その中心として主導権を握って進めていくことを言います。

■使用例
次の交渉の場面では、しっかりとイニシアチブを取ることができるかが鍵です。

 

6.エクスキューズ

■意味
英語のエクスキューズ(excuse)からきており、「弁明する」「「言い訳する」「許す」などの意味があります。
“excuse me?“という英語を使ったことがある人は多いと思いますが、この”excuse“を単体で使っているのです。
“excuse me?“には「すみません」という訳がつけられることが多いですが、謝罪よりは軽いニュアンスです。
ビジネスにおけるエクスキューズも軽いニュアンスになるので、使う場面には注意が必要です。

■使用例
この報告書には、予めエクスキューズをつけておいた方が良いでしょう。

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7.エスカレーション

■意味
エスカレーション(escalation)は英語で、「段階的に拡大する」という意味があり、
ビジネス上では「段階的な上位者に対応を求める(相談する)こと」という意味で使われます。
何か問題が起こった時、上司に対応をお願いする場面などがこれに当たります。
“エスカレ”と略して使われることもあります。

■使用例
何かトラブルがあったときは、遠慮なくエスカレーションしてください。

 

8. エビデンス

■意味
英語のエビデンス(evidence)からきており、「証拠」「根拠」という意味があります。
新型コロナウイルスに関するニュースでも、医療機関における医学的・科学的根拠として、エビデンスという言葉はよく出てきていますね。
ITビジネスでは、議事録や契約書面を指す場合もあります。
金融機関における本人確認のための公的書類も、エビデンスといいます。

■使用例
今のところ、最もエビデンスの高い方法であると考えられます。

 

9.コミット

■意味
英語のコミットメント(commitment)からきており、「達成を約束する」「責任を持って引き受ける」という意味があります。
「結果にコミットする」というコマーシャルを見たことがある人も多いと思いますが、
あれば、「目標の達成を約束する」という意味で使われていますね。

■使用例
与えられた役割にコミットします。

 

10.コンセンサス

■意味
コンセンサス(consensus)は英語で、「一致」「総意」という意味があり、ビジネス上では「複数人の合意」という意味で使われます。
例えば複数名でプロジェクトを進めるときなどに、
スタート前に方向性を決める必要がある場面で、合意をとっておくことを「コンセンサスをとっておく」といいます。

■使用例
スタート前にしっかりとコンセンサスをとっておかなければ、後々揉めることになる。

 

11.サマリー

■意味
英語のサマリー(summary)からきており、「要約」「概要」という意味があります。
長い文章やデータなどを、集約し短くまとめたもののことで、会議の報告書や議事録などがこれに当たりますね。

■使用例
昨日の会議のサマリーを作成したので、配布をお願いします。

 

12.シュリンク

■意味
英語のシュリンク(shrink)からきており、「減少する」「縮む」という意味があります。
ビジネス用語としては、市場が縮小していくことを、シュリンクしているということが多いです。

■使用例
この市場は今後シュリンクしていくことが予想されるので、別の道を検討しましょう。

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13.スキーム

■意味
スキーム(scheme)は英語で「計画」や「体系」という意味があり、
ビジネス上では「枠組みを持った計画(仕組み、方法)」「「体系的な計画(仕組み、方法)」という意味で使われます。
例えば、企業の事業計画のことを事業スキームと呼ぶこともあります。

■使用例
今後我が社では、新しい評価スキームを取り入れます。

 

14.ステークホルダー

■意味
ステークホルダー(stakeholder)は英語で「出資者」や「利害関係者」という意味があり、
ビジネス上では「企業組織に関わる全ての利害関係者」という意味で使われます。
直接的だけでなく間接的に影響を受ける人も含まれ、具体的な対象は、株主、経営者、従業員、顧客、取引先はもちろん、地域社会や行政機関など、非常に広範囲に及びます。
ちなみに株主のことは、「ストックホルダー」と呼びます。
そして株主の中でも議決権を持つ株主のことを「シェアホルダー」と呼びます。

■使用例
ステークホルダーを意識した経営を行っていくことが重要です。

 

15.タスク

■意味
タスク(task)は英語で「仕事」や「務め」という意味があり、
ビジネス上では「果たすべき作業(任務)」「割り当てられた作業(任務)」という意味で使われます。
営業、経理、といった仕事全般のことを指すのではなく、仕事を構成するためのより小さな単位の作業をタスクと言います。
タスクに関するよく聞く言葉に、マルチタスクがあります。マルチタスクとは、複数の作業を同時に進行することです。
逆に1つの仕事を行うことは、シングルタスクと言います。

■使用例
目標達成に必要なタスクを明確にしてから、優先順位決めて取り組む。

 

16.ナレッジ

■意味
ナレッジ(Knowledge)は英語で「知識」や「熟知」という意味があり、
ビジネス上では、「企業などの組織で蓄積できる有益な情報・知識・事例・情報」という意味で使われます。
“ノウハウ”と同じような意味と思うかもしれませんが、“ノウハウ”は「何かの方法や手順を知っていること」を意味します。
“ノウハウ”はナレッジの中に含まれる一つの知識・情報というわけです。

■使用例
蓄積されたナレッジを、いつでもシステムで閲覧できるようにする。

 

17.バッファ

■意味
バッファ(buffer)は英語で「「緩衝」という意味があり、
ビジネス上では、「ゆとりがある」「余裕を持たせる」「予備」という意味で使われます。
時間のゆとり、人的要員のゆとり、物資の予備など、様々な場面で使える言葉です。

■使用例
このタイムスケジュールでは、各項目にバッファを5分ずつとっております。

 

18.フィックス

■意味
フィックス(fix)は英語で「固定する」や「定着させる」という意味があり、
ビジネス上では、「(最終的な)決定」や「確定」という意味で使われます。
他に、IT業界で「修正」の意味で使われたり、建築業界で「固定」の意味で使われたりすることもあります。

■使用例
全ての日程がフィックスしてから、お知らせします。

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19.プライオリティ

■意味
プライオリティ(priority)は英語で「優先」や「先行していること」という意味があり、
ビジネス上では、「優先順位」「優先度」という意味で使われます。
プライオリティシート(優先座席)のプライオリティは、この「優先」の意味ですね。

■使用例
プライオリティが高いものから順に運んでください。

 

20.ブルーオーシャン 21.レッドオーシャン

■意味
ブルーオーシャンとは「競争相手のいない未開拓市場・業界・分野」のことで、
レッドオーシャンとは「競争の激しい市場・業界・分野」のことです。
フランスのW・チャン・キムとレネ・モボルニュが、「ブルー・オーシャン戦略」という共著の中で2005年に提唱したもので、
ブルーオーシャンという言葉だけでなく「ブルー・オーシャン戦略」という言葉として使われることも多いです。

■使用例
ブルーオーシャンだからといって、確実に事業を拡大できるわけではない。
今後も、このレッドオーシャンで戦い続けることは難しいでしょう。

 

22.ペンディング

■意味
ペンディング(pending)は英語で「未決定で」「宙ぶらりんの」「保留の」という意味があり、
ビジネス上では、「保留」「先送り」という意味で使われます。
会議で決めるべき事項が決まらず、時間切れになり仕方なく保留にしたり、先送りにしたり、
どちらかというとマイナスイメージのある場面で使われることが多いです。

■使用例
先週結論を出すはずだった案件が、ペンディングになったままである。

 

23.マター

■意味
ペンディング(matter)は英語で「問題」「事柄」「物質」という意味があり、ビジネス上では、「担当」という意味で使われます。
人の名前や部署の前につけて使うことで、ある仕事や作業の担当を示します。

■使用例
この仕事は〇〇マターだから、責任を持ってしっかりやってください。

 

24.リソース

■意味
リソース(resource)は英語で「資源」「財源」「供給源」という意味があり、
ビジネス上では、仕事を行う上で必要となる「経営資源((人・物・金))」という意味で使われます。
よく使われる言葉に「ヒューマンリソース」がありますが、これは「人的資源」のことです。

■使用例
リソースが不足しており、これ以上進められない。

 

25.ローンチ

■意味
ローンチ(launch)は英語で「乗り出す」「進出する」という意味があり、
ビジネス上では、「新しいサービスや商品を世の中に送り出す(公開する、発表する)」という意味で使われます。

■使用例
昨日ついに、長年手がけてきた新しいサービスをローンチしました。

最後に

今回は25のよく聞くビジネス用語を選んでご紹介しましたが、いかがでしたか?
まだまだたくさんのビジネス用語がありますので、「意味がわからない…」「これであっているの?」と思った時にはそのままにせず、
キチンと調べて正しく使えるようにしてくださいね。

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一般建設業 東京都知事許可(電気通信工事業):(般-4)第148417号
古物商 東京都公安委員会許可(事務機器商):第304361804342号
労働者派遣事業 厚生労働省許可:派13-316331
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電気通信事業者 総務省届出:A-29-16266
媒介等業務受託者 総務省届出:C1905391

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