
情報セキュリティについてシリーズ記事でお伝えしています。
「情報セキュリティとは?被害を防ぐための基礎知識②」では、企業全体で意識すべきセキュリティ対策について解説しました。
情報を取り扱うのは現場の社員たちなので、個人レベルでセキュリティ対策を意識することも大切です。
この記事では、個人で実施できるセキュリティ対策の例について解説します。
個人が実施すべき情報セキュリティ対策
以下では、個人レベルでも行える情報セキュリティ対策を紹介します。
ソフトウェアの更新
ソフトウェアには目に見えない脆弱性が潜んでいます。
その脆弱性をついてくるサイバー攻撃は少なくありません。
そのため、脆弱性を解消するための更新を常に行うことは非常に重要です。
サイバー攻撃は日々進化しているため、常にソフトウェアを最新バージョンにしておくことが求められます。
セキュリティソフトの導入
スパムメール、悪質なプログラムを送信するWebサイトなど、サイバー攻撃の手口は多様化しています。
意識や心がけだけで、すべての脅威から端末や記録情報を守ることは困難です。
端末にセキュリティソフトをインストールしておくと、こうした脅威を自動的に検知し、駆除を行ってくれます。
利用する外部メディアをスキャンして、マルウェア感染を未然に防ぐことも可能です。
ログイン情報管理の徹底
サービスやシステムにアクセスするためのログイン情報はユーザーが決められます。
記憶しやすいことから、同じログイン情報を使い回すユーザーがいますが、セキュリティの観点から言えばこれは危険です。
ログイン情報を使い回している場合、ひとつのサービスの情報を盗まれると他のサービスも不正利用されてしまいます。
そのため、各サービスのログイン情報は個別に設定するのがベターです。
なるべく複雑なID/パスワードを設定する、定期的にログイン情報を変更する、といった基本的な対策も求められます。
データ共有設定の把握
近年は、データを複数のユーザーで共有して作業することも一般的です。
ただし、適切な共有設定をしなければ、業務と関係のない従業員がそのファイルにアクセスしてしまうリスクが高まります。
また、外部のユーザーが不正にアクセスしてくる可能性も否定できません。
そのため、共有フォルダには適切なアクセス権限を設定しておくことが大切です。
最近のセキュリティニュースへのキャッチアップ
サイバー攻撃の手口は多様化の一途をたどっています。
被害を回避するために重要なのが、最新のサイバー攻撃について知ることです。
セキュリティ関連の情報ブログや、官公庁のサイトなどが情報源となります。
まとめ
3記事に渡って、セキュリティ対策について解説しました。
企業全体、そして個人レベルのセキュリティ対策を実施し、企業の情報を守りましょう。
スターティアでは、「UTM(その他のネットワークセキュリティ)」「ウィルス・スパイウェア対策ソフト」という、セキュリティ対策にご利用いただけるサービスを提供しています。
自社のセキュリティ体制を強固にしたい場合は、ぜひご相談ください。
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